第2章 (part 3)
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VOCAB (24) CHARACTERS (3) PLACES (0)
L001
インター
L002
コメント
L003
分かって
L004
アイコンここで、
L005
……とぼけるなよ!お前たちがやったんだろ!?
L006
ぜったいに許さないからなっ!!
L007
なに言ってんだ、このガキは?
L008
ここはお前みたいなお子ちゃまが来るとこしゃねえぞ
L009
とっとと家に帰って母ちゃんのオッパイでも飲んでな。
L010
ひゃはは、そいつはいいや!
L011
なんに……!
L012
このガキ……なにブチギレてんだぁ?
L013
母ちゃんが居ないからってバカにすんなよっ!!
L014
オイラには先生っていう母ちゃんがいるんだからなっ!!
L015
クンちゃーその先生の大切な家をよくむ、よくも、よぐもおっ!!
L016
黙って聞いてりゃあいい気になりやがって……
L017
どうやら、ちっとばかりオシオキが必要みてえたなぁ
L018
お尻百たたきと行きますか?ひゃーっはっはッは!
L019
やめてください!
L020
クローゼ……。姉ちゃん?
L021
子供相手に、遊び半分で暴力を振るうなんて……
L022
最低です……:恥ずかしくないんです
L023
ようよう、お嬢ちゃん。
L024
ちょっとばかり可愛いからって舐めた口、利きすぎじゃねえ
L025
いくら遊撃士がいた所でこの数相手に、勝てると思う
L026
クローゼさん、下がってて!
L027
いいえ……
L028
私にも戦わせてください。
L029
こいつら化物か……
L030
遊撃士どもはともかくこっちの娘も夕夕者しゃねえ
L031
すごいや姉ちゃん!
L032
クローゼさん、やる〜っ!
L033
その剣、名のある人に習ったものみたいだね。
L034
いえ、まだまだ未熟です。
L035
あの、これ以上の戦いは無意味だと思います。
L036
お願いします……!どうかその子を放してください。
L037
このアマ……:
L038
ここまでコケにされてはいそうですかって彼せるかっ!
L039
……そこまでにしとけや
L040
た、誰だ!?
L041
新手か!?
L042
やれやれ、久々に来てみりゃ俺の声も忘れているとはな……
L043
アガットの兄貴!!
L044
さ、来てたんスか……
L045
どうしてあんたが……
L046
こいつらの知り合いなの!?
L047
は、はい、なんでしょう?
L048
お前ら……。何やってんだ?
L049
女に絡むは、カキを殴るは……
L050
ちょっとタルみすぎしゃねえか
L051
うるせえな!
L052
……。何か言ったか?
L053
あ、兄貴、勘弁してくれ!
L054
ガキならほら、解放するからよ!
L055
クローゼ姉ちゃん!
L056
よかった……:もう大丈夫だからね……
L057
フン、最初からそうしときゃいいんだよ。
L058
まったく乱暴なんだから
L059
第一、どうしてあんたがタイミングよく現れるわけ?
L060
ジャンのやつに聞いただけだ。
L061
どこぞのヒヨッコどもが放火事件を捜査してるッてな。
L062
おい、坊主。
L063
1人で乗り込んで来るとはなかなか気合いの入ったがキだ。
L064
たが少々、無茶しすぎたようだな。
L065
あんまり、おっ母さんに心配をかけるんじゃねえぞ
L066
牛生
L067
どうしてここが……
L068
クラム、あなたという子は……
L069
テレサ先生……:どうか叱らないであげて下さい
L070
叱っているのではありませんよ。
L071
……ーーーねえ、クラム……あなたの気持ちはよく判ります。
L072
……ーーーみんなで一緒に暮らしたかけがえのない家でしたものね。
L073
でもね……。
L074
あなたが犯人に仕返ししても燃えてしまった家は戻らないわ。
L075
あなたたちさえ無事なら先生は、もうそれだけでいいの。
L076
レンジルスター他には何も望まない
L077
お願いだから……危ない事はしないでちょ
L078
先生……い、
L079
……ううううううう……
L080
うわああーーーん!!
L081
こういうのには弱いかも……
L082
本当に、無事でよかった……
L083
これだから女子供ってやつは。
L084
おい、小僧。
L085
どうもこういうのは苦手でな
L086
構いませんけど……アガットさんはどうするんですか
L087
決まってんだろ……
L088
このバカどもが犯人かどうか締め上げて確かめてやるんだよ
L089
たっぷりと灸を据えてからな。
L090
ひえええぇえっ。勘弁してくださいよ〜!
L091
なるほど……
L092
そういう事ならお邪魔したら悪そうですね。
L093
しかし、
L094
ユーザーインストールみなさん、
L095
んこんなクライアップ
L096
ここらくらでクスクスをなんですか
L097
本当にありがとうございました。何とお礼を言っていいやら……
L098
お礼なんかいいですってば。これも仕事のうちですから。
L099
それより、いいんですか?リアまで送らないで……
L100
ええ、大丈夫です。メーヴェ梅道は私の庭ですから。
L101
これ以上、何かして頂いたらバチが当たってしまいそうです。
L102
気にしなくてもいいのに……
L103
先生……。せめて私だけでも。
L104
ふふ、あなたは学園祭の準備に専念し
L105
この子たちだって楽しみにしているのですか
L106
よかった、間に合ったか。
L107
ボートは返してきたよ。
L108
あ、サンキュー。
L109
すみません……お一人で行かせてしま
L110
気にしないで。大した手間しゃなかっ
L111
クローゼ姉ちゃん……
L112
それとエステル姉ちゃんとヨシュア兄ちゃん……
L113
今日はありがとな。オイラなんか助けてくれてさ。
L114
オイラ、本当にバカだったよ。
L115
弱っちいクセに仕返ししようとしてさ
L116
かえって姉ちゃんたちに助けられちゃって……
L117
ホント、みっともないよな
L118
そ、そんなこと……
L119
みっともなくなんかないさ
L120
大切なものを守るために身体を振って立ち向かおうとする……
L121
そんなの、大人だって簡単に出来ることしゃないよ。
L122
だから僕は、君のことがすごくカッコイイと思った
L123
ヨシュア兄ちゃん……
L124
だけど、犯人を捜し出してとっちめるのは僕たちでもできる
L125
君は、君にしかできないやり方で先生や他の子たちを守るべきだ
L126
目とシュレと一緒にいたり、お手伝いをしたり励まし合ったり、支えてあげたりね。
L127
それは君にしかできないことだよ。
L128
オイラにしか出来ないこと……
L129
うん、兄ちゃんの言いたいことなんか判ったような気がするよ。
L130
どう、やれそうかい?
L131
モチのロンだよ!オイラに任せておけって!
L132
ふふ、本当に何から何までありがとう。
L133
一ノレクル以上〜それでは皆さん。私たちはこれで失礼します。
L134
あ、クローゼ姉ちゃん!お芝居、楽しみにしてるぜ
L135
うん、頑張っちゃうからみんなで一緒に見に来てね。
L136
あったりまえだよ!
L137
またな、姉ちゃんたち!!
L138
よかったぁ。元気を取り戻してくれて……
L139
ヨシュアってばなかなか憎いこと言うしゃん
L140
ふふ、びっくりしました。あんなに元気になるなんて。
L141
ーーーごヨシュアさん……本当にありがとうございます。
L142
いや……大したことは言ってないよ。
L143
…………大切な人を守る、か。
L144
とりあえず、あの子が無事で本当によかった。
L145
クローゼさん、協力ありがとう。
L146
お礼を言うのは私の方です。
L147
あ、そういえば……
L148
あの方たちの取り調べはどうなったんでしょうか?
L149
ああ、あの赤毛男が締め上げてるってアレか。
L150
もう終わってるのかなぁ?
L151
一旦、ギルドに戻ろうか。
L152
クローゼさんも来るかい?
L153
いったい詩が放火なんてしたのか……
L154
レッツ・ゴー!
L155
一人に>〈〉《、
L156
ジェニス王立学園かあ。挨拶の練習とか、しといた方がいい?
L157
あら、ごきげんよう。へっ、どっち、ごめんあそばせ〜
L158
くすくす、エステルさんったら……そんなに堅苦しくないですから。
L159
エステル、くれぐれも頼んだよ。……僕が恥ずかしいから。
L160
そうですか。コメンバーでから頼んよ。かわいいわ。
L161
いくらい、
L162
は〜、ここが壬立学園か。
L163
静かだし、勉強をするにはもってこいの環境みたいだね。
L164
ふふ、今は授業中ですから。
L165
もう少ししたらとたんに騒がしくなりますよ。
L166
学園祭まで間もないですし。
L167
なるほど。みんな準備に大忙しなんだね
L168
生徒会長に紹介したいんですけど、まだ授業中ですから……
L169
まずは学園長室に案内しますね。
L170
王立学園の責任者であるコリンズ学園長のお部屋です。
L171
本館1階の右奥にあります
L172
りょーかい
L173
それじゃあまずは学園長に挨拶に行くとしようか。
L174
さすが由緒正しい王立学園。庭も商店に出えられてるわね。
L175
学生さんたちも毎日気持ちよく過ごせそうだね。
L176
は〜、忙しい、忙せい。
L177
各出店のチェックと予算の割り当てはOK……
L178
招待状の発送も問題なしと
L179
残る問題は、芝居だけか……
L180
このまま見つからなかったら俺たちがやる羽目になるのかね
L181
衣装合わせをした時のおそましい恰好といったら……
L182
言うなっての……:俺も思い出したくないんだから。
L183
ジル、ハンス君。
L184
火事の話、聞いたわよ。大変だったそうしゃない。
L185
院長先生とチビたちは大丈夫だったのか?
L186
一応、みんな無事でした
L187
ただ、孤児院の建物が完全に焼け落ちてしまって……
L188
元気出しなさいよ。悩んでいたって仕方ないわ。
L189
チビちゃんたちが楽しめるよう学園祭を成功させないとね。
L190
一般学校のそれじゃないですか
L191
うん、テレサ先生にもそんな風に注意されちゃった。
L192
だから、全力で頑張るつもり。
L193
あんたが本気を出せば百人力だから期待してるわ
L194
ところで、さっきから気になってるんだけど……
L195
その人たち、どちらさま?
L196
ーーー、ヨシュアです、よろし
L197
それじゃ、あんたたちがクローゼの言ってた……!
L198
約束通り連れてきたわ。
L199
2人とも協力してくださるって
L200
いや〜、助かったわ!
L201
初めまして。ヨシュアさん
L202
生徒会長を務めているジル・リードナーといいます。
L203
今回の劇の監督を担当してるわ。
L204
うん、こちらこそ。
L205
よろしくお願いします。
L206
う〜ん、それにしても……
L207
なに!
L208
エステルさん、剣は使える?
L209
まあ、それなりには……
L210
あなたには、クローゼと剣を使って決闘してもらうわ。
L211
もちろんお芝居で、ですよ。
L212
まあ、劇の終盤を彩る迫力のあるシーンなんだけど……
L213
クローゼと勝負できるくらい腕の立つ女の子がいなくてねぇ。
L214
この子、フェンシング大会で男子を押しのけて優勝してるし。
L215
9つJい!
L216
ちなみに決勝で負けたのは、そこにいるハンスだけどね〜。
L217
ちなみに俺が弱いんじゃない。クローゼが強すぎるんだよ。
L218
またまた、謙遜しちゃって。
L219
でも、そういう事ならちょっとは協力できるかも。
L220
クローゼさん、頑張ろうね♪
L221
はは、それにしても……
L222
女騎士たちの決闘なんてなかなかユニークな内容だね。
L223
2人に演してもらうのはれっきとした男の騎士役だぜ?
L224
しかしヨシュアさんの方は文句の付けようがないわね……
L225
期待してもいいんしゃない?
L226
ああ、悔しいが同感だぜ。
L227
題名は『白き花のマドリガル』。
L228
実族制度が廃止された頃の王都を舞台にした有名な話な
L229
貴族出身の騎士と平民出身の騎士による王家の姫君をめぐる恋の料当て……
L230
しかもこの3人、身分は違うけどお互い幼なじみの関係にあってね。
L231
それに、貴族勢力と平民勢力の思惑と陰謀が絡んできちゃうわけ
L232
まあ、最後は大団円、文句なしのハッピーエンドだけどね。
L233
面白そうしゃない♪
L234
それで……。
L235
どうして女の子が男性役を?
L236
それが、今回の学園祭ならではの独創的かつ刺激的なアレンジでね。
L237
男子と女子が、本来やるべき役をお互い交換するっていう趣向なのさ、
L238
男女が役を入れ替える?
L239
へ〜、そんなのよく先生たちが許してくれたわね。
L240
性差別からの脱却!ジェンダーからの解放
L241
とかなんとか理屈をこねて無理矢理押し通しちゃったわ。
L242
本当は、面白そうっていうそれだけの理由なんだけど、
L243
ほんと、こんなヤツが生徒会長とは世も末だよな
L244
ちょ、ちょっと待った!その話の流れで言っ
L245
僕が演しなくちゃいけない『重要な役』っていうのは……
L246
クローゼ、ありがとね。いい人たちを紹介してくれて
L247
あはは……。
L248
ごめんなさい、ヨシュアさん.
L249
さすがに甲冑だと演技に支障をきたすからね。
L250
現在の、王室親衛隊の制服をアレンジする方向で行ったのよ。
L251
ふーん、そうなんだ。
L252
クローゼさんはショートだしハマリ役って感じがするけど、
L253
ふふ、ありがとうごさいます。
L254
えへへ、そうかな?
L255
なんで色違いになってるの?
L256
私が演しるのは平民の《蔭騎士オスカー》。
L257
エステルさんが演じるのは、貴族の《紅崎土ユリウス》。
L258
それぞれの勢力のイメージカラーなん
L259
は〜、なるほど。
L260
それじゃ、ヨシュアは……
L261
2人の騎士の身を案ずる王家の〈伯の姫センリア〉だ。
L262
ささ姫、どうぞこちらへ
L263
ちょ、ちょっと待った。……また心の準備が……:::
L264
頼むから何か言って……
L265
このまま放置されるのはっとツライものがある……
L266
いやぁ、何て言うか……
L267
ぜんっぜん達和感ないわね♪
L268
びっくりしました。
L269
はぁ、すっごく綺麗です。
L270
うんうん、自信持っていいぞ
L271
事情を知らずにあんたを見たら、俺、ナンパしちゃいそうだもん
L272
キこ「いやはやめましょう。ちょい、そーにちゃん、
L273
まさに私の狙い通り……
L274
みんな、一致団結して最高の舞台にするわよ〜っ!!
L275
おーっ!/はいっ!/うーっす!
L276
……では、エステルさん。手前のベッドを使ってください。
L277
道理で仲がいいわけね。
L278
学園に入って以来の仲
L279
ルームメイトにして疲れ縁ってところかしらね。
L280
ところで、エステルさん。1つ提案があるんだけど……
L281
代わりに私も、エステルって呼び捨てにさせてもらうから。
L282
でしたら、私のこともどうか呼び捨てにしてください。
L283
その方が自然な気がしますし……
L284
だったら遠慮なく……
L285
クローゼ。しばらくのあいだよろしくね♪
L286
はあ〜、これだからいい子ちゃんは困るのよね。
L287
カマトトぶっちゃってもう
L288
ひとい。
L289
つそつそ。
L290
クローゼ様。私が悪うごさいましたで、
L291
だーめ、反省しなさい。
L292
どうしたの、エステル?ましましと見詰めたりして……
L293
うらやましい?
L294
こんな風に、気の合う友達と一緒に暮らせていいなって思って
L295
……!クローゼ、どう思う?
L296
どうって言われても……
L297
エステルさんに羨ましがられるのはちょっと納得いかないような……
L298
あ、やっぱり?
L299
あんたねぇ……
L300
自分が、誰と一緒に旅をしてるのかわかってる?
L301
自宅では、一つ屋根の下で暮らしていたんでしょーが。
L302
え……それって
L303
もしかしてヨシュアの話?
L304
もしかしなくてもそうですよ。
L305
あんな上玉の男の子といつも一緒にいるくせに女所帯を羨ましがるとは……
L306
もったいないオバクが出るわよ?
L307
も〜、何言ってるかなぁ。
L308
ヨシュアはあたしの兄弟みたいなものだってば
L309
何年もの間、家族同然に暮らしてきたんだから。
L310
ほほう、家族同然ね……
L311
あんたがそのつもりでもヨシュア君の方はどうかしら?
L312
あの年頃の男の子って抑えが利かないって言うし
L313
まして、あんたみたいな健康美あふれた子が側にいたら、色々とつらかったりして……
L314
もう、ジル!
L315
ごめんなさい、エステルさん。
L316
ビックリさせないでよ。
L317
そんな、まさかねぇ。ヨシュアが……。たなんて。
L318
意識してる、意識とてる。
L319
おっと、忘れてたわ。寝る前に日報を先生に提出しなきゃ。
L320
まったくもう……
L321
そうだ、エステルさん。
L322
私ので良かったらバジャマを貸しますけど……
L323
エステルさん?
L324
ふぇっ!?
L325
あ、ああ、パジャマね。
L326
うん、何でもいいから貸して。
L327
こうして、思わぬ形でエステルとヨシュアの学園生活はスタートした。
L328
家族以外の同世代の仲間と共に起き、学び舎に行く朝……
L329
午前中は、他の生徒と一緒に授業に参加させてもらい……
L330
昼はランチを共にしながら他愛のないお喋りを楽しみ:
L331
忙しくも楽しい学園生活はまたたくまに過ぎ去っていった。
L332
そして、学園祭前日ーー
L333
ついに一回も間違わずにここのシーンを乗り切ったわ!
L334
ふふ、迫真の演技でしたよ。
L335
えへへ、クローゼにはぜんぜん敵わないけどね。
L336
セリフを間違えたことほとんど無かったしゃない?
L337
私もようやく、エステルさんの動きに付いていけそうで、
L338
色々と、稽古をつけてくれて本当にありがとうごさいました。
L339
ううん、クローゼの場合は基本がしっかりしてたからね。
L340
その気になれば、いつでも遊撃士資格を取れると思うよ?
L341
ふふ、おだてないで下さい。
L342
いよいよ、明日は本番ですね。
L343
まるで本当の家族みたい。
L344
コメン。変なこと言っちゃっ
L345
エステルさんの言う通りで
L346
家族というものの大切さは先生たちから教わりました……
L347
生まれて間もない時に両親を亡くしていますから。
L348
裕福な親戚に引き取られて何不自由のない生活でしたが……
L349
家族がどういうものなのか私はまったく知りませんでした。
L350
0年前のあの日……:先生たちに会うまでは、
L351
まさか《百日戦後》の時?
L352
はい、あの時ちょうどルーアンに来ていたんで
L353
テレサ先生と、旦那さんのジョセフさんに保護されました。
L354
戦争が終わって、迎えが来るまでのたった数ヶ月のことでした。
L355
バーーー「か、
L356
テレサ先生とおしさんは本当にとても良くしてくれて……
L357
その時、初めて知ったんです。
L358
家族が暮らす家というのがどんなに暖かいものなのかを……
L359
クローゼ……:
L360
済みません……
L361
ううん、そんな事ない。
L362
あたしが言うのも何だけど絶対、面白くなると思うわよ。
L363
ふふ、そうですね。
L364
でも、最大の功労者はヨシュアさんしゃないかしら。
L365
あんなに演技が上手いなん
L366
発声といい、間の取り方というブロの役者さん顔負けてすよ。
L367
ヨシュアさんって演劇の経験がおありなんですか?
L368
あ、うーん……
L369
あたしも、出会うまでの事は良く知らなかったりするのよね。
L370
何があったのか知らないけど、あんまり喋りたがらない
L371
あはは、いいわよ別に。
L372
うーん、確かにヨシュアは何でも完璧にこなすタイプかな。
L373
ホント、いつも余裕じゃくしゃくで可愛くないっていうか……
L374
たまに慌てたりする時なんかは可愛かったりするんだけどね〜。
L375
どうしたの?
L376
私たちの役、逆だった方が良かったかもしれませんね……
L377
ユリウスとオスカーですよ。
L378
エステルさんがオスカーの方が良かったような気がして……
L379
確かにあたしが、貴族出身のユリウスっていうのもちょっと似合わない気がするけど……
L380
いえ、そういう事ではなくて、
L381
……あの、劇のラストで……c.
L382
ああ……姫様がオスカーに、ってやつね。
L383
ヨシュアも役得よね〜。
L384
クローゼ、ひょっとしてヨシュアにされるのイヤとか?
L385
とんでもないです!
L386
どうせヨシュアだって手のかかる妹くらいにしかあたしを見てないんだから……
L387
そう……いなんですか?
L388
いつも父さんと一緒になってあたしのことを子供扱いするし、
L389
まったく腹が立つったら……
L390
とにかく、そういう事で気にする必要はまったくナシ!
L391
……ああ、ここに居たのか。
L392
予行演習は終わったのに、まだ稽古をやってるとはな
L393
2人とも精が出るしゃないか。
L394
決闘シーン、うまく行きそうかい?
L395
うん、楽しみにしてるよ。
L396
私たちを捜していたみたいですけど……
L397
ああ、エステルもヨシュアも寮に泊まるのは今日が最後だろ?
L398
明日の景気づけもかねて一緒に夕食でもと思ってさ。
L399
ごー緒させて頂きます。
L400
ジルさんは一緒しゃないの?
L401
ちょっと呼んできますね。
L402
うん、判った。
L403
それじゃ、食堂に行こうか。
L404
がってんだ、大将。
L405
誰が大将たよ……
L406
ヨシュアって、なかなか人を寄せつけない所があるからちょっと心配だったけど……
L407
いえいえ……何でもありませんよ。
L408
んー、まあいいや。とりあえず着替えましょ。
L409
この恰好で歩き回ったら、さすがに恥ずかしいもんね。
L410
それしゃあジルを迎えに行くとします
L411
学園長室に行きましょう。
L412
気持ちを落ち着かせるためにも、学園内をちょっと回ってみませんか?
L413
明日の景気づけを兼ねて食堂で夕食会をすることを説明
L414
その夜、エステルたちは食堂でにぎやかな一時を過ごし……
L415
大道具、小道具の用意は万全:
L416
照明も_調整済みかっと……
L417
よっしゃ!これで準備完了だわ
L418
そろそろ開場だ。
L419
劇の上演まで時間はあるからそれまで遊んでくるといい
L420
そう来なくっちゃ♪
L421
回るのはいいんだけど……
L422
食べすぎて、劇の最中に動けなくならないようにね。
L423
そんなの判ってるわよ。
L424
私とハンスは、生徒会の仕事が残ってるから無理ね。
L425
生徒会の仕事って……!!ひょっとして昨日言ってた?
L426
私も手伝おうか?
L427
いやって、いいって。
L428
あんたはエステルたちを一通り案内してあげなさい。
L429
チビちゃんたちもそろそろ来るんでしょう?
L430
あ……うん、ごめんね
L431
俺たちもヒマを見て適当に楽しませてもらうさ。
L432
あ、そうだヨシュア……
L433
来場者の中に俺好みの女性を見かけたら、こっそり教えに来てくれよ
L434
はいはい、分かったよ
L435
おお、それでこそ我が友だ♪
L436
あれ、どうしたの2人とも?