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第二部 ー イシの村(再建)

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L001
「ルキっ!もうっとこに行ってたの!?
L002
ルキ
「ワンワン!
L003
エマ
「勇者……。ぴーきんなのねっ!……私よ。幼なじみのエマよ!
L004
エマ
「おかえり勇者……無事だ……ひどいウ
L005
エマ
「おかえり勇者……無事だったのね。……ひといウワサばかり聞いて……私……わたしっ……。
L006
エマ
「そうだねルキ。こんなにうれしいのに泣いていたらダメだよね……。
L007
エマ
「本当におかえりなさい!勇者!!
L008
ルキ
「ワンッ!ワンワンツ!!
L009
エマ
「私たちの村ずいぶん変わってしまったでしょ?勇者がお城に旅立ってすぐにホメロスという名の将軍がやってきたの。
L010
エマ
「血の通わなホメロスという名の将軍がやってきたの。
L011
エマ
「血の通わない冷たい目をしたホメロスは私たちを村の広場に集めて兵士たちに命じたわ……皆殺しだと。
L012
エマ
「でも私たちは生きてる。あの方が命まで奪う必要はないとホメロスを止めてくださったから。
L013
エマ
「村は焼かれお城に閉じ込められたけれど、あの方はとても親切だったわ。誰も私たちをキズつけなかったし……
L014
エマ
「ふふ。ごめんこめん。勇者は長旅で疲れているもんね。おしゃべりは後!まずは身体を休めなきゃ。
L015
エマ
「……それに誰よりもあなたの帰りを待っている人がいるわ。さっ勇者。私についてきて!
L016
「さぁみんな!チャッチャカ手を動かして!チャンバラは男どもにまかせな!私たちの戦場はここだよ
L017
エマ
「いたいた!おばさまーー!大二ユース!大ニュースよ
L018
ペルラ
「あらエマちゃんじゃない。そんなにあわててどうしたんだい?
L019
エマ
「ふふふおどろかないでねおばさま。ほらあそこを見て。
L020
ペルラ
「まさか!?ああんたはっ
L021
ペルラ
「勇者よく無事でいてくれたね。それはもうおそろしいことばかり起きて……わたしはてっきり……ウウッ。
L022
エマ
「あの爆発で大勢の人が亡くなったの。次に朝が来なくなりおそろしい魔物が大陸中にあふれかえったわ。
L023
エマ
「生き残った生き大陸中にあふれかえったわ。
L024
エマ
「生き残った人たちもだんだんと生きるチカラを失くしていったの……。
L025
ペルラ
「そこの町に連れてきてくれたんだ。あの方がいなかったらどうなっていたか……。
L026
ペルラ
「いまじゃこの村は最後の砦なんて呼ばれて
L027
ペルラ
「……あらあら。そんなカオするもんじゃないよ。村を焼かれたことは忘れられないさ。でもね人を恨んだって仕方ない。
L028
ペルラ
「まぁすぐにとは言わないけど、あんたは王さまに会いに行くべきだ。……おじいちゃんならきっとそう言うさ。
L029
ペルラ
「デルカダール王のテントは、砦の中央にあるよ。入り口にあ……おじいちゃんならきっとそう言うさ。
L030
ペルラ
「デルカダール王のテントは、砦の中央にあるよ。入り口にある2本の旗が目印だ。行っといで。……でもねケンカはするんじゃないよ?
L031
「デルカダール王は先ほど目を覚まされあなたがお戻りになったと知るとすぐにお会いしたいと申しておりました
L032
デルカダール王
「……無事で……あったか。
L033
デルカダール王
「わしは長いことおそろしい夢を見ておったようだ。そなたが生まれたあの日から……。
L034
デルカダール王
「わしの所業は聞いた。何も思いだせぬが……見にも……そなたにも、本当に申し訳ないことをした。
L035
デルカダール王
「……許してくれとは言わん。このは民たちを守ることで返していくつもりだ……。
L036
デルカダール王
「勇者よ。そなたは大樹での出来事を覚えておるか?
L037
デルカダール王
「そう
L038
デルカダール王
「勇者よ。そなたは大樹での出来事を覚えておるか?
L039
デルカダール王
「そうか……わしは何も思いだせぬのだ。ただわしに取り憑いていた何者かが抜けていったような……。
L040
デルカダール王
「そして気を失い目が覚めた時にはこの砦に運ばれた後であった……。
L041
デルカダール王
「のう……。勇者。ひとつだけ聞かせてくれ。我が娘……、マルティナは生きておるか?
L042
デルカダール王
「……そうか。
L043
「報告いたしますっ!」
L044
「……英雄の帰還です!」今回もっ……逃げおくれていた民を……。救いだしたようですっ!!
L045
デルカダール王
「さて、我らの英雄殿がお帰りか。……望まぬことやもしれぬがそなたもあやつを出むかえてやってくれ。
L046
グレイグ
「……生きていたのか。
L047
デルカダール王
「よくぞ戻ったなグレイグ。……いいして成果は?
L048
グレイグ
「デルカダール城になにやら不穏な動きが……間に乗じて何かが起きましょう。王よ民たちを安全な場所へ……。
L049
グレイグ
「皆聞け!じき魔物ともが来るっ!戦いにそなえよ!かがり火をたけ!
L050
デルカダール王
「悪く思わないでくれ。グレイグほどの男でもいまだこれまでのことを整理できておらん。
L051
デルカダール王
「近これまでのことを整理できておらん。
L052
デルカダール王
「近頃のあやつはまるでおのれを痛めつけるように戦っておる。……わしには見ておれん
L053
デルカダール王
「これ以……わしには見ておれん。
L054
デルカダール王
「これ以上あやつをひとりで戦わせたくはないのだ。頼む。そなたのチカラを貸してやってく
L055
デルカダール王
「そなたの怒りももっだいまあ
L056
デルカダール王
「そなたの怒りももっともじゃ。だがいまあやつを支えてやれるのはそなたのほかにおらぬ。
L057
デルカダール王
「これ以上あやつをひとりで戦わせたくはないのだ。頼む。そなたのチカラを貸してやってくれ。
L058
デルカダール王
「今夜の戦いをしのげば勝機は我らにある!準備をととのえ砦の外に向かうの勇者頼んだぞ。
L059
「よぉ!新入り!ウワサは聞いたぜ。大陸のはしっこからたったひとりで砦に辿りついたんだって?やるじゃねえか!
L060
「ウデっぷしは確か運もある……か。
L061
「うん!アンタは見ところがありそうだ。ちょっと俺についてきてく
L062
「よし!ついたぜ。アンタの持ち場はここだ。今日こそ魔物どもをケチらしてやろうぜ。最後の最後まで戦い抜こうな!
L063
敵襲!!敵襲うつ!
L064
グレイグ
「来るぞそなえよ。
L065
グレイグ
「次は……お前にがまう余裕はない。……来るぞ!!
L066
「その大剣その強さキサマがグレイグか。……魔軍司令殿の言う通りだな。バカ正直でマヌケなツラよ。グハハハ!
L067
「キサマをしとめればほうびはたんまりだ魔軍司令殿は気前がいいぞ!グハハハ八八ハハ!!
L068
「……お前たち何をボケっとしている。
L069
「グゥワァアアアッ!!
L070
「ひっ……ひけっ!ひけーっ!退却だ者ども!ひけーっ!
L071
「グレイグさま!王がお呼びです。勇者殿も共に!
L072
デルカダール王
「このたびのはたらき見事であった。グレイグそして勇者よ
L073
デルカダール王
「お前たちのその強さを見てわしは確信した。この地に光を取り戻す戦いをいまこそ仕掛ける時だとな。
L074
デルカダール王
「魔物の巣窟と化したデルカダール城に潜入常闇を生む
L075
デルカダール王
「魔物の巣窟と化したデルカダール城に潜入し常間を生む魔物を討ちたおす……。お前たちにこの作戦をまかせたい。
L076
デルカダール王
「まぁ聞け。わしとて無策ではない。どうにか敵に一矢報いる手はないかとひそかに城を探らせておったのだ。
L077
デルカダール王
「報告によればデルカダールの丘の崖上にデルカダール城内に潜入できる地下水路への道を見つけたらしい……。
L078
グレイグ
「……王よ!私は反対です!その間砦の指揮は誰がとるのですっ!
L079
グレイグ
「我らの留守にここは……:
L080
グレイグ
「我らの留守に攻め入られればここは……魔物のエサ場と同じですぞ!
L081
デルカダール王
「そこを利用するのだ。魔物がここを攻めている間であれば、城内の警備は手薄になろう。
L082
デルカダール王
「いまこそ城内の警備は手薄になろう。
L083
デルカダール王
「いまこそデルカダール城にひそむ常闇を生む魔物を討ちはらうのだ。さすればふたたび我らに朝を取り戻せるだろう!
L084
グレイグ
「しかし私はっ……!!……私はこれ以上民を失うわけにはいかないっ……!
L085
デルカダール王
「だからこそお前にこの作戦を頼むのだ。……お前しかいない。
L086
デルカダール王
「このまま夜だけが続けば人の心も失われよう……。
L087
デルカダール王
「なぁに案ずるな。わしはこの数か月の間思いしらされた。我が民は強く優しさに満ちてなによりも勇敢だ。
L088
デルカダール王
「ひと晩だ……。ひと晩持ちこたえれば我らの勝利ぞ。……無砦はわしが守る。
L089
ペルラ
「グレイグさま。お願いです。少しだけ……少したけ息子と話をさせて。
L090
ペルラ
「何があってもへこたれるんじゃないよ。グレイグさまと助けあってしっかりお役目を果たしてくるんだよ。
L091
ペルラ
「ふぅ……。母さんもトシかね。辺りがこう暗くっちゃあんたのカオも見えやしない。
L092
ペルラ
「……だから今度は
L093
ペルラ
「……ただからお願いだよ。今度は……太陽の下であんたのカオをよく見せとくれ。
L094
ペルラ
「息子をよろしくお願いいたします。
L095
グレイグ
「リタリフォンご婦人を砦へ送ってやれ。
L096
グレイグ
「母上や砦の民のことは心配するな。我が王が約束をたがえることは決してない。命を賭して皆を守ってくださるだろう。
L097
グレイグ
「我らの使命はデルカダールの丘の崖上にある地下水路への道より城内に侵入し常間を生む魔物を討ちたおすこと……。
L098
グレイグ
「まずはデルカダールの丘にある導きの教会に行くぞ。そこを拠点に地下水路への道を探すのだ。
L099
グレイグ
「魔物たちが砦の方角に飛んでいく……。我々にできるのは信じることだけか。
L100
グレイグ
「グズグズしていると
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