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第二部 ー クレイモラン(後編)

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L001
マヤ
「……ああおかえり兄貴
L002
マヤ
兄貴これって……」?
L003
カミュ
「今日の航海でたまたま見つけたんだ。……。今日はお前の誕生日だからな。そのプレゼントというか……。
L004
マヤ
「……はあ?何このショボい首飾り。兄貴さあおれの誕生日を祝うならもうちょっとがんばれよ。
L005
マヤ
「そうそうこないだウワサで聞いたレッドオーブってのが欲しいな。ライカダール王国に伝わる秘宝はんだってさ。
L006
カミュ
「その首飾りにはいわくがあってな。身につけた人間に次から次へと金銀財宝をもたらすんだとよ。
L007
カミュ
「ウソくさい話だがお前みたいなよくばりにはお似合いだろ?だから今はそれでガマンを……
L008
カミュ
「お前どうしたんだそれ……」?
L009
マヤ
兄貴……これ……おれ銅貨を磨こうとさわったら……。
L010
マヤ
「はははっ……。スゴい……マジなんだ……。
L011
マヤ
「スゴいスごいよ!なんでも金に変えられちゃうんだ!この首飾りサイコーだよ兄貴!!
L012
カミュ
「……そうだ。
L013
カミュ
「オレが……あいつに……。
L014
ロウ
「……いかミュと妹のマヤ殿は不器用ながらもお互いのことを家族として大切に思っておったようじゃな
L015
ロウ
「それにしてもものを黄何
L016
ロウ
「それにしてもものを黄金に変える首飾りとは何やら気になるのう……。
L017
ロウ
「……ふーむふたた197やつ気にはるりつ……。
L018
ロウ
「……ふーむ勇者よ。ふたたび大樹の根を調べてみるのじゃ。カミュの過去の続きが見られるかもしれん。
L019
マルティナ
「……ふふカミュもマヤさんの前じゃてんで形なしだったみたい。
L020
マルティナ
「でもあの首飾りは気になるわね。鋼貨や布を金に変えていたようだけど……。
L021
マルティナ
「カミュが暮らしていた場所にある大樹の根をもう一度調べてみましょう。あの続きを見られるかもしれない
L022
グレイグ
「大樹の導きで見たカミュの過去で気になったのだが……。
L023
グレイグ
「もしやカミ死にはったりに!!
L024
グレイグ
「もしやカミュがデルカダールからレッドオープを盗もうとしたのは妹が欲していたからだったのか?
L025
シルビア
「カミュちゃんの妹のマヤちゃかってずいぶんおてんばな子だったみたいね。
L026
シルビア
「……うーん似てるってわけでもないけれどちょっとカミュちゃんとヘロニカちゃいのクチ喧嘩を思いだしちゃったわ。
L027
ロウ
「妹のマヤ殿の誕生日にカミュがプレゼントしたいわくつきの首飾り……
L028
ロウ
「身につけた人しい、リヘンビの目印り……
L029
ロウ
「身につけた人間に金銀財宝をもたらすと言っておったが『気になるのう。まさかものを黄金に変えてしまうとは……。
L030
カミュ
「また増えたな……。
L031
マヤ
「いしし……どうしたんだよ兄貴しけたカオレちゃって。黄金ちょびっとだけ分けてあげようか
L032
カミュ
「おいマヤ。なんだよこれは……。
L033
マヤ
「あれこんな小さいのじゃイヤってわけ?さすがはおれの兄貴案外よくばり……
L034
カミュ
「違う!いい加減にしろって言ってんだ!!
L035
マヤ
「ううるさいなー。ビックリするだろ。そんな急に大声ださなくても……。
L036
マヤ
「……わわかったよ。ちょっとチョーシに乗っただけじゃん。だからその……。そんなこわいカオやめろよ。
L037
カミュ
「悪かった。オレもカッとなっちまった〜。けどな……。
L038
マヤ
「はいはいっわかったよ!首飾りのチカラはしばらく使わない
L039
マヤ
「……えっなんで?
L040
カミュ
「どうしたんだ?
L041
マヤ
兄貴どうしよう……首飾りはすれなくなっちゃった。
L042
カミュ
「はあ?そんなバカな……。
L043
マヤ
「ウソじゃないってば!ホントに……!?
L044
マヤ
「くそっなんだこれ!おれ何もしてないのに!?
L045
カミュ
「マヤ動くなよ!
L046
カミュ
「マジかよっどうなってんだ!首飾りのチカラが暴走してるっていうのか?
L047
カミュ
「マヤ!くそっとうすりゃいい?
L048
マヤ
「あに……:おにい……ちゃ……
L049
カミュ
「妹を……マヤを失ってオレは逃げるように旅に出た。……:……全部オレのせいだったんだ。
L050
カミュ
「旅の途中調あいつ……。全部オレのせいだったんだ。
L051
カミュ
「旅の途中調べていてわかった。あいつに贈ったのは誕生日の祝いところか呪われたアイテムだったんだ……
L052
カミュ
「自分の犯した忘れ呪われにルイナムにつにんに……。
L053
カミュ
「自分の犯し過ちから逃げたくて忘れたくてあちこちでヤケになった。……気づけばいっぱしの盗賊さ
L054
カミュ
「……そ預言者と名
L055
カミュ
「……そんな時だった。預言者と名乗るヤツに言われたんだ。
L056
カミュ
「伝説の宝珠預言者と名乗るヤツに言われたんだ。
L057
カミュ
「伝説の宝珠を集めいずれ地の底で出会う勇者にチカラを貸せ。さすればお前の爆発も果たされるだろう……っ
L058
カミュ
「最初は信じちゃいなかうさんくせーのは
L059
カミュ
「けれどその預言どおりオレはお前と……。勇者と出会った。
L060
カミュ
「すまねえじいさん。それに勇者にみんなも。ずいぶん迷惑かけたみたいだな。
L061
カミュ
「預言者の言う贖罪ってのが何かは知らねえ。だけどお前たちと旅を続けるうちその預言を信じられそうな気がしたんだ。
L062
カミュ
「お前も見たんだろ。この場所に黄金になったオレの妹がいたはずなん
L063
カミュ
「今この辺りには黄金を集めてるキラゴルドとかいう魔物がいるんだってな。おそらくそいつのしわざだろう……。
L064
カミュ
「捕まってた時に魔物ともの話を聞いたんだがここから北に連中の居城があるらしい。乗り込んでマヤを取り戻してやる!
L065
シルビア
「黄金像になったクレイモランの人たちも助けなきゃいけないし行くっきゃないわね。……でしょ勇者ちゃん?
L066
カミュ
「ありがとう……。とうかオレも一緒に戦わせてくれ。
L067
キラゴルド
「そおだよ黄金病をまき散らしているのも人間ともから宝を徴収してるのもぜーんぶこのおれキラゴルドさまのしわざさ。そんなにビビるなよクソ兄貴健気な味らしくこれでも気をつかったんだぜ。
L068
キラゴルド
「おとそんなにヒヒるなよノソ兄貢。健気な妹らしくこれでも気をつかったんだぜ。
L069
キラゴルド
「おとなしく黄金兵ともに捕まってればペットにして死にたくなるほどかわいがってやろうと思っ
L070
キラゴルド
「……、あはっあは
L071
カミュ
「お前がオレを恨むのはわかる。オレのことなら好きにすればいい。……だがなぜこんな!?
L072
キラゴルド
「……はんっめんどくさいヤツ。まあいいや特別に教えてあげる。
L073
カミュ
「魔王ウルノーガ……っ!あんのっクソ野郎がっ!!
L074
キラゴルド
「クソなのはそっちだろ。この世界の誰も……兄貴でさえ結局おれを助けてくれなかった……。
L075
キラゴルド
「でもいいんだ。ウルノーガさまのおかげでおれはこうして復活できた。今や黄金化のチカラも思いのままさ。
L076
キラゴルド
「あのバイキングともを手駒に変えたように今度はおれがこのチカラで世界中のヤツらをこき使ってやるんだ!
L077
カミュ
「やっぱり黄金兵どもはお前が……それがお前の今の望みなのか?魔王の配下になってそんなことが……
L078
キラゴルド
「あははっ今さら説教しようっての?ホントバカなクソ兄貴
L079
カミュ
「……この5年間ずっと考えていたんだ。オレが生き残ってしまった意味。やるべきことを。
L080
カミュ
「マヤお前がそんな姿になったのもすべての原因はオレにある……ん……ならっ
L081
カミュ
「ここでお前を倒すことがオレに課せられた贖罪だっ!
L082
キラゴルド
「クソ兄貴とザコ勇者どもが偉そうに正義のヒーロー気どり?おれさえ救ってくれなかったヤツらが今さ
L083
キラゴルド
「……おれさえ救ってくれなかったヤツらが今さら!
L084
キラゴルド
「……ああうざい。超うさい。くそくぞくそっバカな兄貴も勇者も!おんなみんなっ黄金にしてやるよっ!!
L085
ロウ
「いかん完全にチカラが暴走しておる!このままでは黄金病の呪いがとどまることなく広がりかねんぞ!
L086
カミュ
「これ以上オレのせいでお前に罪を背負わせるわけにはいかない……。マヤ……お前はオレが……
L087
カミュ
「すまないやっぱりオレはマヤを助けたい……。あいつはオレの妹なんだっ!
L088
マヤ
兄貴と一緒にいたい……ケンカして笑って……またケンヵして……そんなろくでもない毎日にくらべたら……
L089
マヤ
「貧しいのな寒いそんなろくでもない毎日にくらべたら……
L090
マヤ
「貧しいのなんてなんでもない!寒いのもひもじぃのもガマンできる!だから……:
L091
マヤ
「黄金なんてっ!」もういらないっ!!
L092
マヤ
「いしし……まったくバカ兄貴のせいでまた貧乏に逆戻りだ……。
L093
「人知を超えたチカラを使った反動ですね。完全に体力が回復するまではしばらく目を覚ますことはないでしょう
L094
「ですが一命に別状はありません。いずれ必ず意識を取り戻しますよ。
L095
カミュ
「勇者世話かけたな。さっきキラゴルドを倒した時に手に入れたこのオーブはお前に渡しておくぜ。
L096
カミュ
「伝説の宝珠を集め地の底で出会う勇者にチカラを貸せ……さすればお前の隋罪も果たされるだろう……
L097
カミュ
「預言は本当だったってことか。
L098
カミュ
「……さて行こうぜ勇者!
L099
カミュ
「マヤはここに預けておけばひとまず安心だ。あいつのためにもオレは新たな旅に出る……そうお前と一緒に魔王を倒す旅にな!
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