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第二部 ー クレイモラン(中編)
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L001
「なんとそのようなことが……。
L002
「カミュのことをお話ししましょう。後ほど城下町の正門そばにある私の教会にいらしてくださ
L003
「よく来てくださいました。カミュ……キミも元気そうで何よりだ。最後に見てから5年ぶりくらいだ
L004
カミュ
「……5年前。それまでオレはこの町に住んでいたんですか?
L005
「かつてこのクレイモランの城下町は北海で活動するバイキングの寄港地でね。以前は交流も盛んに行われていたんだ。
L006
「……カミュ。当時キミはそのバイキングの手下だった。
L007
カミュ
「オレが……バイキング……c.?
L008
グレイグ
「盗賊カミュの出自は我らデルカダール王国がいくら調べても謎だった……。だがまさかバイキングの生まれだったとは。
L009
「いえ生まれに関してはなんとも……。カミュは幼い頃彼の妹とともにバイキングに拾われ育てられたようでした。
L010
「それが//ミユは幼い頃仮り妹CLもにバイキングに拾われ育てられたようでした。
L011
「それが幸せだったのかはわかりません。彼と妹はかなり過酷な生活を強いられていたようでしたし。
L012
「実際彼と妹はかなり過酷な生活を強いられていたようでしたし。
L013
「実際ある日彼の妹が亡くなったというしらせを受け……その日をさかいに彼もまた姿を消してしまったのです。
L014
カミュ
「……やめろ。
L015
「神父として彼らを救えなかったことは心残りとして私の中に残り続けました。ですから彼がこまっているなら今こそ……。
L016
カミュ
「……しばらくひとりにしてください。
L017
「すみません彼の気持ちも考えず……。皆さんカミュを頼みます。私も後から追いかけますので。
L018
カミュ
「……勇者さん。すみません急に飛びたしてしまって。でもオレ……
L019
「きゃあああぁぁぁーーーっ!」
L020
カミュ
「あいつらは……」まさか……!
L021
グレイグ
「勇者港に接近する船を見たか?先ほどの叫び声といいただことではないぞ。
L022
「カミュのことは私にまがせてください。勇者さんたちは港の方へ!
L023
「この世すべての黄金は!偉大なる六軍王がおひとり鉄鬼軍王キラゴルドさまのものっ!
L024
「さあ野郎ともシゴトの時間だ!宝石だろうが人間だった黄金像だろぅがこの町のお宝をねこそぎ奪いとれ!
L025
「おらっ野郎とも気合い入れて運べー!キラゴルドさまがお待ちだぞ!
L026
グレイグ
「この魔物たち黄金像となった人間を持ち去ろうというのか。まさか例の黄金病もこいつらが……?
L027
「んーキサマらなんのつもりだ。まさか我らのおかしら……携帯電話コラゴルドさまに逆らうつもりかと
L028
グレイグ
「おかしらだか軍王だか知らんがこの町への狼藉見すごすわけにはいかん!
L029
「フン黄金になっていない人間など手に入れる価値も無いが……。
L030
「キラゴルドさまのお宝ケットをジャマする者は許さん!野郎どもっしめあげちま
L031
グレイグ
「くっしまった!先ほどの連中は陽動だったか。追うぞ勇者!
L032
グレイグ
「勇者あれを!
L033
シルビア
「カミュちゃん!?ちょっとなんであんな所にいるのよ!
L034
グレイグ
「わからん!だが今は理由を考えるよりヤツらを止めなければ!
L035
マルティナ
「くっ……!間に合わなかった。まさかカミュが連れていかれるなんて。
L036
シルビア
「もうっだったら取り返すだけよ!神父さんがまだこの辺りにいると思うの。見つけてアイツらのこと聞いてみましょ!
L037
「何を言ってるんだよ神父さん。あんなおっかない連中に襲われて命が助かっただけでもめっけもんさ。
L038
「神父さんが町の外にいると聞いて心配して駆けつけたけど無事でよかったよ。
L039
「チクショー!黄金病にかかった人間は片っぱしからあいつらに連れてかれちまった……。
L040
「ヤツら金目のもんしか気にしてなかった。オレたちの命を高く売れるかどうかで憧踏みしてるみたいにな……くそっ。
L041
「……。しかしカミュは高価な物は持っていませんでしたし、黄金病にも感染していなかった。
L042
「なのにあの魔物たちはカミュを知り
L043
「なのにあの魔物たちはまるで最初からカミュを知っていたかのように、迷うこ
L044
「あの魔物たちのしゃべり方やしくさ……まさか彼らの正体は……?
L045
「……じつはわしもその考えが、アタマをよぎった。やはりお前さんもその考えに至ったか。
L046
「たしかに言われてみれば……。だけどよそんなことありうるのか
L047
「あの美金を欲する魔物たち……彼らの言動やクセに私たちは見覚えがありまして。
L048
「……私たちは見覚えがありまして。
L049
「……そうこの地に寄港していたバイキングたちにどこか似ているのです。たしかに彼らならカミュを知っていても……。
L050
「当時バイキングたちにどこか似ているのです。たしかに彼らならカミュを知っていても……。
L051
「当時彼らのアジトはこの町から船で出てすぐ近くの洞くつの中にありました。もしやそこに行けば何か……?
L052
アリス
「船に乗って出発するでがすか?
L053
「がははっ野郎ともラム酒の用意だ!思わぬお宝が手に入ったからなキラゴルドさまもおよろこびになるだろう。
L054
「ヤイサホエイサ木ー!
L055
「それにしてもキラゴルドさまご指定のブツがこんなあっさり手に入るとは、運がいいぜ。コイツを貢げば……,ふふふっ……。扉を開けカミュを助けだしますか?
L056
「なぬっキサマらどうしてここに!?……いや待てよ。
L057
「キサマ……ひょっとして勇者勇者か?
L058
「エイサホー!言われてみれば 手配書の絵に ウリふたつ。間違いない こいつ 勇者ですぜ。
L059
「エイサホー!黄金城のキラゴルドさまに急いで おしらせしなければ。
L060
シルビア
「あらさすがは勇者ちゃんずいぶん有名人みたいね。ちょっとだけヤケちゃ
L061
「がははっ笑わせるな。魔王さまにボッコボコにされた負けイヌどもがほえやがる。
L062
「こいつらの首を差しだせば空いた六軍王の席だって夢じゃないかもしれませんぜ!
L063
「おおっいいこと言うじゃねえか。なるほどそりゃスケェお宝だ。よし野郎ともっ気合い入れていくぞ!
L064
ロウ
「待たせたのカミュ。ケガも無さそうで何よりじゃ。
L065
マルティナ
「魔物たちは倒したから安心して。一緒に帰りましょう。神父さまも心配されてるわ。
L066
グレイグ
「……様子が変だな。もしや魔物ともに何かされたのか?
L067
カミュ
「そうだ……オレは……cここで……。ああそうだ……あいつを……あそこに……:
L068
カミュ
「いか……なきゃ……。
L069
シルビア
「どうしちゃったのかしら……?勇者ちゃん.ひとまずカミュちゃんの後を追いましょう。
L070
カミュ
「オレは……ここで……。う……。うう……。アタマが……
L071
ロウ
「……。むう。どうしたというんじゃ。カミュの様子ただごとではないぞ。かつてこの場所で何かあったというのか?
L072
ロウ
「この部屋に何か手がかりが残されているかもしれん。勇者よ調べてみるのじゃ。
L073
「おいこらっカミュ!」いっちょまえにサボってんじゃねえぞ!
L074
「なんだその生意気な態度は!10年前、雪の中で震えてたガキ2匹を今日まで面倒みでやってる恩を忘れたか!?
L075
カミュ
「……いわかってるよ。あんたらには感謝してる。
L076
「まーた怒鳴られてやがんの。ヨーリョウ悪いよなあ兄貴は。
L077
マヤ
「ま兄貴の気持ちはわかるけどな。おれもアイツら大っ嫌
L078
マヤ
「そんなビビるなよ。ほらそれより早く終わらせて帰ろうぜ。おれも応援くらいはしててやるからさ。
L079
カミュ
「……いやすこしは手伝えよ。今日はお前があいつらの財布をチョロまかしたせいでキレられてんだぞ。
L080
マヤ
「いしし……やだ♪
L081
マヤ
「はあはあ……くっそーしくじった。
L082
カミュ
「……ったく。マヤお前のせいだからな。
L083
マヤ
「うるさいなあ。そんなこと言ってるといつかおれが大金持ちになっても兄貴には分けてやんないぞ。
L084
カミュ
「またその話かよ。……かだけどそうだな。
L085
カミュ
「いつかオレたちでどデカイお宝を手に入れてやろうぜ……そいつでこんなろくでもない毎日とはオサラバだ。
L086
カミュ
「……。まずは今日のメシが問題だな。
L087
カミュ
「……翼があれば今すぐとこにだって飛んでいけるんだけどな。
L088
マヤ
「くっだらない。兄貴はバカだなあ。……それよりさこいつ焼いたらうまいんじゃないかな?