ACTIVE DECK
← BACK TO 空の軌跡 THE 1ST

第2章 (part 6)

Every line is paired with its frame from the footage · tap a highlight to define
 VOCAB (29) CHARACTERS (0) PLACES (1)
L001
どうして、
L002
ふむ、なかなかいい話だ。
L003
確かにこのルーアンは別荘を持つには絶好の場所だ
L004
しばらく滞在してよく判った。
L005
ふふ、そうでしょうとも。
L006
その高級別荘地の中でもとりわけ素晴らしい場所に閣下別荘を用意いたします。
L007
必ずや気に入って頂けるかと……
L008
心ついつい……おぬし、なかなか話が判るな。
L009
いいたろう、ミラに糸目はつけん。
L010
次期国王にふさわしい身革絢期ながばを用意するがいい。
L011
そうだな、最低でもこの屋敷くらいは欲しいところだ。
L012
閣下、しばしお待ちを。
L013
女王陛下に相談もせずにそのような巨額出費は……
L014
黙れ、フィリップ!私は次期国王だぞ
L015
このくらいの買物は当然だ!
L016
いやはや、公爵閣下ならば、判っていただけると思いました。
L017
後で契約書を持ってこさせます。
L018
その前に、もう一献……
L019
おっとっと……
L020
こんにちは〜。遊撃士協会の者で〜す。
L021
君たちは……:
L022
なんだお前たち
L023
どこかで見たような顔だが……
L024
おお、いつそやの……
L025
こんにちは、執事さん。
L026
ちなみに、今日はそこの市長さんにお話があって来ただけだから。
L027
ギルドの遊撃士ならば、礼儀くらい弁えているだろう。
L028
大切な話をしているのだから、出直してきてくれないかな?
L029
なにぶん緊急の話なので失礼の段は、ご容赦くたさい。
L030
実は、放火事件の犯人がようやく明らかになったので……
L031
その件か……。仕方あるまい。
L032
公爵閣下、しばし席を外してもよろしいでしょうか?
L033
いや、ここで話すといい。
L034
どんな話なのか興味がある。
L035
しかし……
L036
いいじゃない♪公開さんもああ言ってるし。
L037
聞かれて困る話でもないでしょ?
L038
まあ、それはそうだが……
L039
そういえば夕べは、またもやテレサ院長が襲われたそうだな。
L040
放火事件と同じ犯人だったのかな?
L041
その可能性が高そうです。
L042
残念ながら、実行犯の一部は逃亡している状況ですが……
L043
だが、犯人が判っただけでも良しとしなくてはならんな。
L044
ちなみに誰が犯人だったのかな?
L045
うーん、それなんだけど。
L046
市長さんが考えている通りの人たちだと思うわよ?
L047
そうか……残念だよ
L048
いつか彼らを更正させる事ができると思っていたのだが……
L049
単なる思い上がりに過ぎなかったようだな……
L050
あれ、市長さん。誰のことを言ってるの?
L051
誰って、君……
L052
《レイヴン》の連中に決まっているだろうが。
L053
昨夜から、行方をくらませているとも聞いているし
L054
残念ですが……:彼らは犯人ではあります
L055
むしろ今回に限っては被害者と言えるでしょうね。
L056
今回の事件の犯人、それは……
L057
ダルモア市長、あんたよっ!!
L058
秘書のギルバートさんはすでに現行犯で逮捕しまし
L059
あなたが実行犯を雇って孤児院放火と、寄付金の強奪を指示したという証言も取れています。
L060
この証言に間違いはありませんか?
L061
で、でたらめだ!
L062
そんな黒装束の連中など知るものか!!
L063
あれ〜、おっかしいな。
L064
あたしたち、黒装束だなんて一言も言ってないんだけど〜。
L065
知らん、私は別らんぞ!全ては胡書が勝手にやったことだ!
L066
往生際の悪いオジサンねぇ。
L067
高級別荘地を作る計画のために孤児院が邪魔だったと聞いています。
L068
これでもまた、容疑を否認しますか?
L069
しつこいぞ、君たちっ!
L070
確かに、ずいぶんと前から別荘地の開発は計画されている
L071
たが、それはルーアン地方の今後を考えた事業の一環にすぎん
L072
どうして犯罪に手を染めてまて、性急に事を選ぶ必要があるのだ!?
L073
それは……。
L074
……。莫大借金をかかえてるからでしょう
L075
ナ、ナイアル!?
L076
とつしくここに"・
L077
いやな、そこの市長さんを取材しようと屋敷まで来たらお前たちが入っていくじゃねえか。
L078
こりゃ何かあるなと思ってお邪魔してみたらこの有様だ。
L079
一部始終間かせてもらったぜ
L080
なんだね君は!?
L081
《リベール通信》の記者、ナイアル・バーンズといいます。
L082
実はですねぇ。最近のルーアン市の財政について調べさせてもらったんですが……
L083
ダルモア市長、あなた:::市の予算使い込んでますなぁ?
L084
それは……。
L085
別荘地造成の資金として……
L086
ちょいと妙だと思ったんで飛行船公社まで足を伸ばしてあなたの動向を調べたんですよ。
L087
すると、あ〜ら驚き
L088
1年ほど前に、共和国方面に度々いらっしゃってますねぇ?
L089
……た、ただの観光だ……
L090
というのは表向きの理由。
L091
本当の理由は……あちらの相場に手を出して大火傷を負ったからてしょう?
L092
えっと……!相場ってなに?
L093
市場の価格差を利用してミラを稼ぐ売買取引です。
L094
ある品が安い時に買いこんで高くなったら売るような……
L095
あ、なーるほど。
L096
それで、この市長さんはどれだけ損しちゃったわけ
L097
共和国にいる記者仲間に調べてもらった限りでは
L098
およそ1億ミラってとこらしい。
L099
1億ミラぁ〜!!
L100
寄付金の100倍ですか……
L101
確かに、犯罪に手を染めても不思議ではない金額ですね
L102
1億とはな……:
L103
私もミラ使いは荒い方だが、さすがにおぬしには完敗だぞ。
L104
な〜に競ってるんだか。
L105
まあ、そんなわけで……
L106
莫大借金を返すために市の予算に手を出したはいいが問題を先送りにしただけだ。
L107
どうするものかと思っていたら、まさか放火や強盗までして別荘地を作ろうとするとはねえ。
L108
何と言いますか……行き当たりばったりですなあ。
L109
そんな証拠がどこにある
L110
様側だけて記事にしてみろ。名誉毀損で訴えてやるからな!
L111
あらま、開き直った。
L112
貴様らもそうだ!
L113
市長の私を逮捕する権利は遊撃士協会にはないはずだ!
L114
今すぐここから出て行くかいい!!
L115
やっぱりそう来たか。
L116
さすがに自分の権利はちゃんと判ってるみたいだね。
L117
なんだ君は!?
L118
王立学園の生徒のくせにこのような輩と付き合って……
L119
とっとと学園に戻りたまえ!
L120
どうして、ご自分の財産で横金を返さなかったんです
L121
確かに1億ミラは大金ですが……
L122
ダルモア家の資産があれば何とか返せる額だと思います。
L123
例えば、この屋敷などは1億ミラで売れそうですよね
L124
この屋敷は、先祖代々から受け継いだダルモア家の誇りだ
L125
どうして売り払う事ができよう!
L126
あの孤児院だって同じことです。
L127
多くの想いが育まれてきた思い出深く愛おしい場所……
L128
その想いを壊す権利なんて誰だって持っていないのに……
L129
どうして貴方は……あんなことが出来たんですか?
L130
あのみすぼらしい建物とこの屋敷を一緒にするなああ!!
L131
あなたは結局自分自身が可愛いだけ……
L132
ルーアン市長としての自分とダルモア家の当主としての自分を愛しているだけに過ぎません。
L133
可哀想な人……
L134
……なんか……。もしもしないんじゃいい
L135
よくぞ言った、小娘が……
L136
……こつなったら後のことなど知ったことか!
L137
はい
L138
ベッド
L139
っ!!
L140
;*
L141
アーーー
L142
は、馬鹿な……私の可愛い番犬たちが……
L143
貴様ら、よくもやってくれたな
L144
遊撃士協会規約に基づさあなたを現行犯で逮捕します。
L145
一一一耳レユリ投降した方が身のためて
L146
投降した方が身のためですよ。
L147
身体が動かない……!
L148
導力魔法なのか?
L149
ち、違います……
L150
これは恐らく《古代込物》の力
L151
なんだあ、そりゃあ!
L152
ほう、クローゼ君は博識だな。
L153
これぞ、わがダルモア家に伝わる家宝。アーティファクト「倒しの宝城」……
L154
一定範囲内にいる者の敵志を完全に停止する力があるのだよ。
L155
なんでデタラメなか……
L156
こんな強力なアーティファクトが教会に回収されずに残っていたのか……
L157
フフ、さすがは古代文明の熱智の結晶・
L158
戦術オーブメントごときとは比較にならぬ力を備えている。
L159
1つの機能しか持っていないのが難点だがね。
L160
仕方ないから、君たちの始末は私自らの手で行ってあげよう。
L161
ククク……光栄に思うのだな。
L162
まずはそうだな……生意気な小娘から始めて……
L163
むっ、何が生意気よ!
L164
最後に詳しらな小娘の息の根を止めるとしようか?
L165
ククク……。さっきの威勢はどうし
L166
誰があんたなんかに……
L167
なぬううぅううう
L168
身体の自由が……!戻った?
L169
エステル……今の黒い光は?
L170
父さん宛てに届いたあの黒いオーブメント……
L171
これが光ったみたいだけど……
L172
そんな馬鹿な……
L173
家宝のアーティファクトがこんなことで壊れるものかああ
L174
福岡さん現実を見た方がいいんじゃありませんか?
L175
そ、そうよ!
L176
よくも悪趣味なやり方でいたぶってくれたわね〜っ
L177
ーーー最低です……:
L178
先ほど、目を覚ました市長を問い詰めたのだが……
L179
放火や強盗の犯行についてもほんやりとしか覚えてないらしい。
L180
そ、そうなんだ……
L181
なんか空賊の首領みたい……
L182
あの黒装束たちといい何か関係があるかもしれないね。
L183
まあ、記憶が曖昧と言っても起こした罪は明白だからな……
L184
秘書共々、厳重な取り調べが待っているのは言うまでもない
L185
何か判明したら遊撃士協会にもお知らせしよう。
L186
助かります。
L187
ところで中尉さん。一つお願いがあるんですが
L188
なにかな、記者殿?
L189
できれば俺も、そちらの船に乗せてくれませんか
L190
何と言っても、ツァイス中央工房が世に送り出す最新鋭の飛行船だ。
L191
ぜひとも現材させて欲しいんですよ。
L192
申しわけないがお断りさせていただこう。
L193
この《アルセイユ》は先日、艤装が終わったばかりで試験飛行を行っている段階なのだ。
L194
正式なお披露目が行われるまで、どうか報道は使えていただきたい。
L195
そこを何とか!
L196
逮捕された市長や秘書からもコメントを買いたいところだし……
L197
心配せずとも、判明した事実は王都の通信社にもお伝えしよう
L198
そのあたりで勘弁して欲しい
L199
はあ〜、仕方ないか。
L200
よし、こうしちゃいられん!
L201
そんじゃあ、失礼するぜ!
L202
相変わらず逞しいっていうかめげないっていうか……
L203
でもナイアルさんらしいね。
L204
《リベール通信》の発行部数は最近うなぎ上りだと聞いている
L205
彼には、プロバガンダに囚われない記事を書いて欲しいものだが……
L206
お手柄だったようだね。シュバルツ中尉。
L207
これは大佐殿……!!
L208
ああっ!
L209
リシャール大佐……
L210
ほう、いつそやの……
L211
なるほど、ギルドの連絡にあった新人遊撃士とは君たちの事だったか。
L212
ジャンさんが連絡したのってリシャール大性のことだったの?
L213
ああ、王国軍の司令部があるレイストン要塞に連絡が入ってね。
L214
慌てて駆けつけてみれば、すでに事が終わっていたとはな。
L215
見事な手際だ、シュバルツ中尉。
L216
でも不思議ですこと。
L217
王都にいる親衛隊の方々がこんな所に来ているなんて……
L218
どうやら、我々情報部も知らない独自のルートをお持ちのような?
L219
はは、カノーネ大尉。あまり絡むものではないな。
L220
陛下をお守りする親衛隊が他の仕事をするのも感心はしない。
L221
後の調査は我々が引き継ぐからレイストン要塞に向かいたまえ、
L222
そこで、市長たちの身柄を預からせてもらうとし
L223
は……。了解しました
L224
我々はこれで失礼するよ。
L225
親衛隊と遊撃士の諸君。それから制服のお嬢さん……
L226
それでは、さらばた。
L227
フフ、ごきげんよう
L228
気のせいかもしれないけど……
L229
そうでしょうか?
L230
確かに、こういう場所に君みたいな学生がいるのは、あまり無いことだろうからね。
L231
不思議に思われたのも無理ないよ。
L232
あ、あはは……本当にそうですよね。
L233
ちょっと反省です……
L234
うーん、そんな雰囲気じゃなかったような……
L235
……自分に言わせれば君たちだって充分驚きの対象だ。
L236
いくら遊撃士とはいえその若さでここまで活躍するとは
L237
できれば親御隊にスカウトしたいくらいさ。
L238
や、やたな〜。そんなおたてないで下さいよ。
L239
そう謙遜するものではない。
L240
まだ準遊撃士のようだが正遊撃士は目指さないのかな
L241
女王生誕祭が始まるまで一通り国内を回ってみるつもりです。
L242
ニシ ニシ
L243
自分も応援しているよ。
L244
ユリア隊長!出航の準備が整いました。
L245
ああ、わかった。
L246
「……ーーーエステル君、ヨシュア君。……それとクローゼ君も。
L247
そろそろ我々は失礼する。機会があったらまた会おう。
L248
一一一ーーーッッ!!!あ、はい!
L249
一一一つ一つだけで……その時は宜しくお願いします。
L250
……ありがとうございました。
L251
王室第衛隊所属艦ニーイー、ァ吒ゃ乂士蝉悧}
L252
は〜っ、敬礼しながらファンファーレを鳴らすなんて……
L253
なんか圧倒されっぱなしだ。
L254
ふふ、そうですね。
L255
しっかし、ユリア中尉ってカッコイイ女の人だったよね。
L256
何だか、クローゼが演じた杏騎士オスカーみたいな感じ
L257
私もそう思いました。
L258
うふふ、面白い偶然ですよね。
L259
は〜、まさか王都の親衛隊がやって来るとはね。
L260
しかも噂の最新鋭艦、《アルセイコ》のお出ましとは、
L261
僕も受付の仕事が無かったら見に行きたかったんだけどなあ。
L262
ジャンさんって意外にミーハーだったのね。
L263
ジャンさんが連絡したのは、リシャール大佐だったんでしょ?
L264
ああ、レイストン要塞の司令部に彼がいたもんだからね
L265
どうして親衛隊が駆けつけたのかは判らないが……
L266
通常の正規軍に加えて国境師団、情報部、王室親御隊……
L267
確かに複雑そうですよね。
L268
でも、今回の事件は事後処理が大変そうですね……
L269
今後、ルーアン地方の行政はどうなってしまうんでしょうか?
L270
あ、そうか……市長が逮捕されちゃったし。
L271
市長の有罪が確定すれば、いずれ選挙が行われるだろうね
L272
そうそう、孤児院については正式な補償が行われると思うよ。
L273
そうですか……。良かった。
L274
本当に……ありがとうございます。
L275
ーーーッ!!!や、やだな。水くさいこと言わないでよ。
L276
それに僕たちだけじゃなくてアガットさんの協力も大きかったしね。
L277
ね、ねえ、ジャンさん!アガットから何か連絡はあった!?
L278
ああ、それなんだが……
L279
残念ながら、黒裝束の連中は取り逃がしてしまったらしい
L280
他にも仲間がいたみたいでね。待ち伏せの装撃にあったそうだよ。
L281
大丈夫だったんです
L282
そのまま連中を追ってツァイス方面に向かうそうだ。
L283
今ごろは、ルーアン地方から離れている頃しゃないかな。
L284
まあ、慣れっこだろうよ。
L285
しばらく前から、アガットはあの連中を追いかけているんだ
L286
どうやら、君たちのお父さんに頼まれた仕事らしいけどね。
L287
どうしてそういう事に?
L288
《レイヴン》にいたアガットを更正させたのは、他ならぬカシウスさんだからね。
L289
何だかんだ言ってあの人には頭が上がらないのさ。
L290
ええっ、そうだったの!?
L291
アガットはああいう性格だから感謝しないで突っ張っているけどね
L292
僕たちに対する厳しい態度もそれが原因かもしれないですね。
L293
すごくそれっぽいわね〜。
L294
やっぱり父さんのとばっちりしゃないのよっ!!
L295
くすくす……!
L296
あ、エステルさんたちのお父様といえば確か……
L297
あ、それがあったか!
L298
色々ありすぎてつい忘れちゃってたけど……
L299
いったい何なのかしら……
L300
それのおかげで助かったけど、少し不気味な感じはするね……
L301
珍しい色のオーブメントだね。
L302
どういった由来の物なんだい?
L303
それが……
L304
カンウスの元に届けられたかもの中にメモと一緒に入っていたことを説明した。
L305
え、知ってるの!?
L306
いや、心当たりというほどじゃないんだが……
L307
それの由来を調べたければツァイス地方に向かった方がいいかもしれない。
L308
知っての通り、ツァイス市はオーブメント生産で有名な場所だ。
L309
《工房都市》とも言われており、博士の肩書を持っている人も多い。
L310
たとえ博士が見つからなくてもその黒いオーブメントの正体が判るかもしれませんね。
L311
うーん、てもあたしたちここで修行する必要もあるし。
L312
ふふ、こんな事もあろうかと。ちゃあんと用意しておいたのさ
L313
いいんですか?
L314
はは、空臓事件の時と同じさ。
L315
これだけの大事件を解決されちゃ渡さないわけにはいかないからね。
L316
査定と報酬も用意してあるよ。
L317
学園祭の出演料まである:::
L318
なあに、正当な報酬さ。
L319
僕も、君たちには一刻も早く正強撃士になってもらいたい
L320
その方が、君たちの力をもっと活かせると思うからね。
L321
ありがとう、ジャンさん。
L322
期待に応えられるよう頑張ります。
L323
寂しくなってしまいますけど……
L324
クローゼ……い
L325
……んそうだわ僕たちも名残惜しいよ。
L326
わがまま言ってごめんなさい。
L327
エアニレッテンの関所まで見送らせていただきますから"
← TEXT 13TEXT 14 · 327 LINESTEXT 15