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第一部 ー ダーハルーネ
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L001
カミュ
「よし勇者。ここの町長に会ってドックを開けてもらうよう直接掛けあってみよ
L002
カミュ
「ここが町長の家で間違いなさそうだな。よしいくぞ。
L003
「はいいらっしゃいませ。とちらさまでしょうか。
L004
カミュ
「あんたが ラハディオさん?すこし 頼みたいことがあるんだ。
L005
「ええ。私が町長のラハディオです。いったいどういうご用……
L006
ラハディオ
「……あんたたちと話すことは何もない。さっさと消えてくれ。
L007
カミュ
「えっおいちょっと!
L008
カミュ
「……なんだよ全然取りあってくれねえな。アレのどこが優しい人なんだ?
L009
カミュ
「というかあの町長お前を見て妙なカオしてたよな。まさかおたずね者なのがバレたか……?
L010
セーニャ
「あっ勇者さまカミュさま!こちらにいらしたんですね。
L011
セーニャ
「じつはちょっとこまったことがあってお姉さまが大変なんです……。すみませんが助けていただけますか?
L012
カミュ
「まったくあのチビちゃんは世話が焼けるな。しょうがねえ船は出せそうにないし行ってやろうぜ勇者。
L013
ベロニカ
「ちょっと!返しなさいよあたしの杖!アンタみたいな子供がこのベロニカさまの杖を使おうなんて100年早いわよっ!
L014
「お前だってガキじゃねーか!ちょっと借りるだけだって言ってるだろ!?
L015
カミュ
「なあ……こいつは何があったんだ?
L016
セーニャ
「道を歩いていたらいきなりあの男の子がお姉さまの杖をひったくって……。やっとここまで追いかけてきたんです
L017
「あっ!
L018
カミュ
「ほらよ。もう盗まれたりすんじゃねーぞ。
L019
ベロニカ
「……ねえアンタ。あたしの杖を盗んでとうするつもりだったの?売ってもたいした値にはならないわよ?
L020
「……。
L021
カミュ
「……なんだお前?
L022
「……っ!……! ……!!
L023
「あーもう……しょうがねえな。ヤヒム。オレが説明するからムリすんな。
L024
「オレはラッドでこいつはダチのヤヒム。こいつはこの町の町長ラハディオさんのひとり息子なんだ。
L025
ラッド
こいつはこの町の町長ラハディオさんのひとり息子なんだ。
L026
ラッド
「こいつとはよく一緒に遊んでたんだけど数日前に声が出なくなっちまって……。何があったのか聞いてもわからなくてさ。
L027
ラッド
「それで魔法魔法
L028
ラッド
「それで魔法使いの杖でも使えば魔法のチカラでこいつのノドを治してやれるかもしれないと思ったんだよ
L029
ベロニカ
「……そういう事情ならしょうがないか。それより声が出なくなったっていうヤヒムって子のほうが放っておけないわね。
L030
セーニャ
「どうやらノドにとても強力な呪いがかかってるようですわ。いったい誰がこんなひといことを……。
L031
セーニャ
「さえずりのみっという魔法のみつがあれば呪いは解けると思いますがそれを作るには清き泉にわく神聖な水が必要ですわ。
L032
ラッド
「清き泉の水……そいつが手に入ればヤヒムを助けられるのか?それならオレ聞いたことあるよ。
L033
ラッド
「この町から西の方に川をさかのぼっていくと霊水の洞くつって所があってさ。奥にすっごくキレイな泉があるらしいぜ
L034
ラッド
「なあお兄ちオレと
L035
ラッド
「なあお兄ちゃんお姉さゃん。オレとヤヒムは小さい時からずっと兄弟みたいに仲良くしてきたんだ
L036
ラッド
「ドロボーをしておいてしゃべ兄弟みたいに仲良くしてきたんだ。
L037
ラッド
「ドロボーをしておいてなんだけどさ……。しゃべれないコイツからの頼みだと思ってヤヒムの声を取り戻してやってくれないか?
L038
ベロニカ
「……。アンタけっこう。心がせまいのね。ヤヒムって子は何も悪くないでしょ?どうせヒマなんだから付き合いなさい。
L039
ラッド
「ありがとうお兄ちゃんお姉さゃん。西の洞くつにある清き泉の水でさえずりのみつを作って持ってきてくれよな!
L040
セーニャ
「まぁ……きれいなわき水……」!ここの水ならきっと最高級のさえずりのみつが作れますわね!
L041
セーニャ
「できましたわ勇者さま。さあ早くダーハルーネの町に戻ってあの子に渡してあげましょう。
L042
セーニャ
「まあ……ちょっと見ない間に町はずっかりコンテストの雰囲気ですわね!勇者さまほらご覧ください!
L043
シルビア
「や〜んロマンチックじゃない♪もうすぐあのステージの上にイイ男たちが勢ぞろいするのね♥
L044
シルビア
「ねえ勇者ちゃんカミュちゃ〜。ヤヒムちゃんの顔も見たいし、さえずりのみつはアタシたち女3人で届けてくるわね。
L045
シルビア
「その代わりアナタとカミュちゃんにコンテストの場所取りをしておいてほしいの。イイ男がよく見える場所を取っておいてね♥
L046
カミュ
「面倒くさい仕事は全部男まかせかよ……。まあいいや。やることもないしとりあえず広場まで行ってみようぜ。
L047
ベロニカ
「……あらアンタ海の男コンテストの席を取ってくれるんじゃねかったの?ちゃんとイイ席取りなさいよね。
L048
ベロニカ
「……コンテストのそれならこちゃんとイイ席取りなさいよね。
L049
ベロニカ
「……コンテストの場所ですって?それならこの大通りを北にまっすぐ進んだ広場のステージで行われるはずよ。
L050
「おやそちらのお兄さんたち!おふたりともサラサラツンツンと髪型が決まっていて男前ですねぇ〜!
L051
「そんなに男前なのに見物とはもぜひ海の男コ
L052
「そんなに男前なのに見物とはもったいない!ぜひ海の男コンテストに参加してください!!
L053
カミュ
「おいおいオッサン。オレたちはコンテストなんかに付き合ってる場合じ
L054
カミュ
「……おい、勇者。あの男怪しくないか……?
L055
「……。フッ。逃亡者は人混みに紛れるもの。このコンテストを利用し、貴様をお心けたそうと画策していたがその必要はなかったようだ。
L056
「まさか人目コン画束していたかその必要はなかったよった。
L057
「まさか人目もはばからず堂々とコンテスト会場にやってくるとはな。
L058
「私はデルカダール王の右腕軍師ホメロス!そして……
L059
ホメロス
「私はデルカダール王の右腕軍師ホメロス!そして……:
L060
ホメロス
「あの者こそ」悪魔の子勇者!!ユグノア王国を滅ぼした災いを呼ぶ者だ!
L061
カミュ
「ちっ……!逃げるぞ勇者!
L062
ホメロス
「さあ忌まわしき悪魔の子勇者よ!おとなしく我が手中に落ちるがいい!
L063
カミュ
「おいおいマジか……?
L064
カミュ
「くそっ……!いくら倒してもキリがねえ!!
L065
ホメロス
「ムダなあがきはやめるんだな。さあおとなしく……
L066
シルビア
「アタシの勇者ちゃんにおイタする子はお仕置きよっ!
L067
ホメロス
「おいなんだあいつらは!警備の者たちは何をやっている!!
L068
ベロニカ
「ほらほらっ」サッサとどかないとヤケドするわよ!
L069
ホメロス
「……チッ。まだ仲間がいたとはな。さっさと取り押さえろ!
L070
セーニャ
「さあ勇者さまカミュさま。こちらにお逃げください。
L071
セーニャ
「カミュさまっ!」
L072
カミュ
「オレのことはかまうんじゃない!勇者お前だけでも逃げるんだ!
L073
シルビア
「ここまで来ればもう大丈夫よ。みんなケガがないみたいでよかった
L074
セーニャ
「でも……かミュさまが捕まってしまいました。今頃いったいどんな目に……。
L075
シルビア
「大丈夫よセーニャちゃん。あのカミュちゃんがそうカンタンにどうにかなるわけないじゃない。
L076
シルビア
「……それにしてもワケわかんないわね。悪魔の子の勇者ちゃんが邪悪の神ちゃんを倒すってとういうこと?
L077
セーニャ
「……。勇者さまはデルカダール・王国から災いを呼ぶ悪魔の子という汚名を着せられ追われながら旅をしているのです。
L078
セーニャ
「シルビアさまにはいずれきちんとお話しするつもりだったのですが……。巻き込んでしまってすみません。
L079
シルビア
「や〜ねぇそんなこと気にしてないわ。はじめっから勇者ちゃんは悪い子じゃないってわかっていたもの。
L080
シルビア
「そんなことより今度はこっちから動くわよ。
L081
シルビア
「町の中は兵士ちゃんたちでいっぱいね。でも建物の中を進めば、ムダな争いは避けられる
L082
シルビア
「まずは町の真ん中にある大きな橋の上からカミュちゃんの様子を探ってみましょ!さあ宿屋から屋根づたいに行くわよ!
L083
ホメロス
「姿を現したまえ悪魔の子勇者よ!町のとこかにひそんでいることなど私にはわかっている!
L084
ホメロス
「早く出てこなければこの私にはわかっている!
L085
ホメロス
「早く出てこなければこの者の命私がもらいうけるぞ!
L086
シルビア
「あの軍人ちゃんってば気が短いわねえ。早く行かないとカミュちゃんがあぶないけど正面突破は分が悪いし……。
L087
シルビア
「そうだわ!北ステージの裏手に回れる通路があったはずそこを通ってステージに近づきましょ!
L088
シルビア
「ここから飛び降りて町の水路沿いにあるゴンドラを使えばそこに行けるはずよ!さあカミュちゃんを助けにいくわよ!
L089
「げげっ……。こんな所にゴンドラが!悪魔の子に見つかったら逃げられちまうじゃないか……。
L090
「わわ逃げられちまうじゃないか……。
L091
「わわっ悪魔の子っ!?お迷い!!ついつまンレヤなん!!!?
L092
「わわっ悪魔の子っ!?お……お願いだ!なんでもするから命だけは助けてくれ!
L093
ホメロス
「まだ見つからないのか役立たずどもめ!」こんなザコの見張りなど私ひとりでいいからもう一度勇者を探してこい!
L094
シルビア
「勇者ちゃんチャンスよ!今のうちにあの軍人ちゃんを倒してカミュちゃんを助けましょ♥
L095
ホメロス
「貴様らいつの間にこんな所まで!
L096
ホメロス
「ヂョロチョロと目ざわりなネズミ共め!」悪魔の子もろとも私ひとりでカタをつけてくれるわ!
L097
ホメロス
「グッ……この私にヒザをつかせるとは……。
L098
セーニャ
「カミュさまご無事ですか!?今お助けいたします!
L099
ホメロス
「……私を倒しても何も変わらぬ。貴様らはここで捕らわれる運命なのだ!
L100
シルビア
「みんな安心して!もう大丈夫よ!
L101
ホメロス
「はっはぅは!ここで仲間に逃げられるとはな。勇者よ貴様の仲間などしよせんはその程度のつながりだったとい
L102
ホメロス
「ずいぶん手間を今宵のショ
L103
ホメロス
「ずいぶん手間を取らされたが今宵のショーもここでおしまいだ。
L104
ホメロス
「ここでおとなしく私に捕まるか海に落ちてサメのエサになるか……
L105
「ホ……ホメロスさま!あれをご覧くださいっ!!
L106
シルビア
「みんなおっまたせ〜!!シルビア号のお迎えよん♥
L107
シルビア
「アリスちゃん!!あれがアタシの仲間たちよ!あの波止場スレスレに走ってちょうだいっ!
L108
アリス
「がってんっ「!!
L109
シルビア
「さあみんな飛び乗って!
L110
シルビア
「じゃーね ホメロスちゃん♪今宵のショーは なかなか楽しかったわ。アデュ〜❤
L111
「どうしましょうホメロスさま……。このままではヤツらに逃げられてしまいます……。
L112
ホメロス
「フッ……うすぎたない」ドブネズミ共が。このホメロスから逃げられると思う