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第一部 ー ソルティコの町(前編)
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VOCAB (25) CHARACTERS (2) PLACES (2)
L001
セーニャ
「たしか迷子のお嬢さんを迎えに酒場まで戻るとおっしゃっていましたね。とりあえず酒場まで行ってみましょう。
L002
ルコ
「ねえパパ……。もうかえろうよ。おみせのひとにめいわくだよ。
L003
ルパス
「あと一杯だけだから大丈夫だって。やっぱ命拾いした後の一杯はうめえよなあ……。
L004
カミュ
「ようおっさん。ごきげんじゃねえか。
L005
カミュ
「オレさおっさんのこと思いだしたんだ。あんた……裏社会では結構名の知れてる情報屋のルパスさんだろ?
L006
カミュ
「なんでも生情報屋のルパスさんだろ?
L007
カミュ
「なんでも生まれつきの不運を選手にとって厄介ごとに巻き込まれちゃあ、そいつをネタに商売してるって話だが……違うかい?
L008
ルパス
「フッバレちまったならしょうがねえ……。そうさ。道を歩けばネタのほうから寄ってくる天才情報屋ルパスたあオレのこと
L009
ルパス
「オレがあの魔物にさらわれ男湯と女湯入イ1月報住ハル人にのハイレリンしているよ。
L010
ルパス
「オレがあの魔物にさらわれた時はたまたま男湯と女湯ののれんが入れ替わっててな。間違えてそのまま女湯に入っちまったのさ。
L011
ルパス
「ラッキーだったのもつかの間。そこでオレは見ちまったんだ。人さらいの魔物と必死で戦う姉ちゃんの姿を。
L012
ルパス
「フッキーにつたりもノガひ同。そこでオレは見ちまったんだ。人さらいの魔物と必死で戦う姉ちゃんの姿を。
L013
ルパス
「加勢するはずがオレは対腰だったし、あっさり一緒に捕まっちまってなぁ。あとは知っての通りだ。
L014
カミュ
「ところでおっさん。命の大樹を知ってるか?命の大樹に結びつくならとんな情報でもいい。あんたが知っていることを教えてくれ。
L015
ルパス
「ほう……。命の大樹とはデカいターケットだな。いいだろう。アンタたちは命の恩人だしとっておきのネタを教えてやる。
L016
ルパス
「ホムラに来る前南西の砂漠の真ん中でオレとルコは熱中症になっちまってな。不幸にも死を覚悟したその時!
L017
ルパス
「砂漠の大国サマディーの兵士が運よく通りがかってオレたちを城に運んで介抱してくれた。
L018
ルパス
「意識を取り戻したその時オレは見ちまったのさ!城の中に飾られたキラキラと七色にかがやく枝をな……!
L019
ルパス
「オレのキラキラと七色にかがやく枝をな……!
L020
ルパス
「オレの目にくるいはねえ。あれこそが命の大樹!……の枝だと思うぜ。
L021
セーニャ
「まぁっお姉さまお城の中に七色にかがやく命の大樹の枝ですってっ!?行ってみる価値はありますわ!
L022
ベロニカ
「そうね。枝とはいえ命の大樹。ずっとかがやき続けてるってことは勇者を導いてくれるにちがいないわ!
L023
ベロニカ
「アンタもたまには役に立つのね。ちょっとだけど見直したわよ。
L024
セーニャ
「それではお姉さまひとまずサマディーに向かいましょう。
L025
セーニャ
「ここから南西の関所を抜けて進んでいけばサマディー王国にたとり着けるはずですわ。
L026
「勇者さま。これから先……長い旅になると思いますが私たち姉妹をとうかよろしくお願いいたします。ベロニカとセーニャが仲間に加わった!
L027
ベロニカ
「……それからコレ。サマディー王国に向かうんだったらアンタに預けておくわね。
L028
セーニャ
「南西の関所はサマディー王国の番兵が厳重に道をふさいでおります。その通行手形を見せれば通れるはずですわ
L029
「……。なんだお前たちは?ここから先はサマディー王国の領地。先に進みたくば通行手形を見せろ。兵士にホムスビ通行手形を見せますが?勇者はホムスビ通行手形を見せた!
L030
「ふむ……。たしかに通行手形に間違いない。よし通ってよいぞ。
L031
セーニャ
「にぎわってますねお姉さま。なんだかお祭りが始まるみたい。
L032
ベロニカ
「ははーんなるほど……。
L033
ベロニカ
「ここサマディーは騎士の国と呼ばれていてね。城の裏のオアシスの上にレース場があるの。そこでウマのレースがおこなわれるのよ。
L034
ベロニカ
「前にここに特別なそこでウマのレースがおこなわれるのよ。
L035
ベロニカ
「前にここに来た時年に一度特別なレースが開催されるって聞いたわ。きっと今はそれでにぎわってるのよ。
L036
カミュ
「ふ〜ん。ウマのレースも面白そうだがオレたちの目的は大樹の枝だからな。忘れんなよおチビちゃん。
L037
ベロニカ
「なによノリが悪いわね。勇者。あんなヤツはほっと
L038
「えー……。本日は絶好の好天となりましてファーリス杯という我が王子の16歳の誕生日を祝うレースにふ
L039
「いやちがうな。こんなスピーチではありきたりだ……。民衆を楽しませることなとてきん。
L040
「うん?なんだそなたたちは?今は客の相手をしているヒマなとない。出直して……:
L041
「騎士たる者!
L042
「信念を決して曲げず国に忠節を尽くす!弱きを助け強きをくじく!とんな逆境にあっても正々堂々と立ち向かう!
L043
「うむよろしい。今日も駒土道精神を忘れていないようだな。
L044
「ファーリスよ。お前も今年で16歳。ファーリス杯では騎士の国の王子に恥じぬ勇敢な走りを期待しているぞ。
L045
ファーリス王子
「おまかせください父上。必ずや期待にこたえてみせましょう。それではこれにて
L046
ファーリス王子
「あ……あなたは……。
L047
ファーリス王子
「失礼ですが旅の方。お名前は……ふむ。勇者さんというのですね。何用で我がサマディーを訪れたのです?
L048
ファーリス王子
「大樹の枝……?もしやサマディーの国宝……七色にかがやく虹色の枝のことでしょうか?
L049
ファーリス王子
「……ボクならお役に立てるかもしれません。後で大階段を下り左に曲がった所にあるボクの部屋に来てください。お待ちしています。
L050
ファーリス王子
「うんうん。思った通りだ。身長も体格もピッタリだしウマの扱いに長けていそうなカオをしている。
L051
ファーリス王子
「キミたち虹色の枝を求めて来たんだっけ?残念だけとあれは国宝でね。旅人にあげられる物ではないんだよ。
L052
ファーリス王子
「……だ旅人にあげられる物ではないんだよ。
L053
ファーリス王子
「……だけどボクが父上に掛けあえばきっと虹色の枝をゆずってくれるだろう。その代わり……ホクの頼みを聞いてほしい。
L054
ファーリス王子
「ここでは誰が話を聞いてるかわからない。今城下町に来ているサーカス一座のショーを観ながら話をするってのはとうだい?
L055
ベロニカ
「……いちょっとなに言ってるの。虹色の枝が手に入るかもしれないのよ。ことわる理由なんてないわ。
L056
ベロニカ
「もちろん問題ありませんわ。サーカスを観ながら王子さまとお話できるなんてステキです。
L057
ファーリス王子
「よし決まりだ。それじゃ夜に城下町にあるサーカステントの前に来てくれ。時間に遅れないように頼むよ。
L058
ファーリス王子
「やあ来たな。約束通りサーカスを見ながら例の話の続きをしようじゃないか。テントに入る準備はいいか?
L059
ファーリス王子
「……よしいい返事だ。もうサーカスは始まっているようだし、さっそく中に入ろうじゃないか。
L060
「流浪の旅芸人……シルビア!!摩訶不思議なショーをとくとご覧あれ!!
L061
シルビア
「大切なお客さまにケガなどさせません。楽しんでいただけましたでしょうか?
L062
ファーリス王子
「……みんなサーカスに夢中のようだな。ではそろそろ本題に入ろうか。これから言うことは口外しないでくれよ。
L063
ファーリス王子
「今度騎士たちが乗馬のウデを競うファーリス杯っていうレースがおこなわれるんだ。
L064
ファーリス王子
「それにボクも出場するんだけどひとつだけ大きな問題があってね。じつは……
L065
ファーリス王子
「ボじつは……
L066
ファーリス王子
「ボク生まれてこのかたウマじつは……
L067
ファーリス王子
「ボク生まれてこのかたウマに乗って走ったことがないんだ……。
L068
ファーリス王子
「これまでは部下の協力もあって父上や国民たちをあざむくことができたがレースに出たらいよいよボロが出てしまう。
L069
ファーリス王子
「だけど今回はボク大切なレース。出場しないかけにもいかすこれまでずっとアタマを悩ませてきた。
L070
ファーリス王子
「そんな時キミが現れたボクと同じ背格好を
L071
カミュ
「影武者っていったってレースに出たらひと目でバレるだろ?どうやってごまかすんだ?
L072
ファーリス王子
「ふふ心配ない。王族は身の安全を優先させるためヨロイとカブトを身につける。絶対にバレっこないさ。
L073
ファーリス王子
「頼む!一生のお願いだ!ボクの代わりにバクのフリをしてレースに出場してくれ!頼む!
L074
ベロニカ
「なにそれ。そんなのズルっこじゃん。勇者。こんな頼みを聞く必要ないわ。
L075
ファーリス王子
「あれ?そんなこと言っていいの?虹色の枝が欲しいんじゃなかったっけ?
L076
ベロニカ
「うわあ……。サイテー……。
L077
ファーリス王子
「ふふ。なんとでも言うがいい。手段を選んでる場合じゃないんだ。さあボクの代わりに出場してくれるよね?
L078
ファーリス王子
「ごめんこめん。拍手がうるさくて聞こえなかったよ。ボクの代わりにレースに出場してくれるよね?
L079
ファーリス王子
「よかった!そう言ってくれると思ったよ」レースが無事に終わったら虹色の枝の件は父上に掛けあうと約束する!
L080
ファーリス王子
「今日はキミたちのために宿をとったからそこで泊まってくといい。明日になったらレースハウスにある王族控え室に来てくれ
L081
ファーリス王子
「レースハウスの入り口は城下町の西側だ。迷わないよう気をつけるんだぞ。それじゃボクはこのへんで失礼するよ。
L082
「おはようございます。昨夜はサーカスを見られたようですね。さてお楽しみいただけたことでしょう。
L083
「さていよいよファーリス杯が開催されます。城下町もまずますにぎわってますよ。
L084
「……。えっ?レースハウスの王族控え室ならパドックの西にある建物の立派な部屋ですよ。ではいってらっしゃいませ。
L085
ファーリス王子
「ああよかった勇者さんじゃないか。来てくれなかったらどうしようかと思っていたところだったんだ。感謝するよ。
L086
ファーリス王子
「……いきて来てくれなかったらどうしようかと思っていたところだったんだ。感謝するよ。
L087
ファーリス王子
「……さてまもなくファーリス杯が始まる。ボクの代わりにレースに出場してくれれば約束通り虹色の技の件を父上に掛けあうよ。
L088
ファーリス王子
「さあボクの代わりにレースに出場してくれれば約束通り虹色の技の件を父上に掛けあうよ。
L089
ファーリス王子
「さあレースに出場する準備はいいかい?
L090
ファーリス王子
「よし!さすがはボクが見込んだ男だ。ではまずサマディー王族のヨロイとカフトを身につけてもらうぞ。
L091
ファーリス王子
「なあに心配ない。キミの背格好ならボクとソックリになるさ。さあ……。
L092
ファーリス王子
「おお!バッチリ似合ってるじゃないか!これならまさか別人だとは誰も思わないだろう
L093
ファーリス王子
「さてそろそろファーリス杯が始まるぞ。
L094
ファーリス王子
「いいか。部屋の外にウマが用意されているからそのウマに乗ってパドックに出るんだ。そのまま奥に進めばレース場に着くぞ。
L095
ファーリス王子
「レースが終わった後は城の地下にあるレース場へと続く通路で待ち合わせをしよう。そこでまた入れ替わるっていう流れだ。
L096
ファーリス王子
「さあキミはレース場へと続く通路で待ち合わせをしよう。そこでまた入れ替わるっていう流れだ。
L097
ファーリス王子
「さあキミはもうサマディーの王子だからな。くれぐれもレースを頼んだぞ。王子にふさわしい走りを期待しているからな。
L098
「ややっファーリス王子さま!この先はレース場となりますっ!レースのご準備はよろしいでしょうか?
L099
「おおっさすが王子さまです!ではがんばってくださいね!