94 LINES · 28 WORDS
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第一部 ー ホムスビ山地〜ホムラの里
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VOCAB (25) CHARACTERS (2) PLACES (1)
L001
「はい!1名さまご案内〜!さあさあこちらでございます。あっ足元気を付けてくださいねっ!
L002
「いったぁ〜いっ……っ」!!
L003
「ちょっとレディには優しくしなさいよ!乱暴な男はモテないわ
L004
「あーもうピーピーうるせえな!わりぃけど今は忙しいんだ。ガキの相手をしてるヒマはないんだよ。
L005
「何よ!マスターと話すくらいいいでしょ!?マスターならはぐれちゃった妹のこと知ってるかもしれないんだってば!
L006
「ここは……ガキの来る場所じゃねえんだ。迷子の相談なら里の入り口に詰め所があるからそこで話を聞いてみな。
L007
「ふんわかったわよ!マスターなら話が通じると思ったけどこんな石頭がいたんじゃとうしようもないわ。
L008
「あれ?アンタは……」?ねえ名前を聞いてもいいかしら?
L009
「ごめんなさい風の音で聞こえなかったわ。名前を聞いてもいいかしら?
L010
「ふぅん勇者というの。……なるほどね。
L011
「アンタとはもう少しお話ししたいけど今はいなくなった妹のほうが心配。里の中を探してからにするわ。
L012
「……まさかこんな所でアンタに会えるなんて。運命ってわからないものね。
L013
「おお里の入り口でお会いした方ですね!」お連れさまならつい先ほど蒸し風呂へご案内したところです。
L014
「ここでお着替えをして蒸し風呂をご利用されますか?
L015
「おお!それでは少々お待ちください……。
L016
「蒸し風呂は奥へ進んだ先に入り口がございます。ごゆっくりおくつろぎください
L017
カミュ
「よう遅かったな勇者。ここの蒸し風呂はなかなかいいぞ。
L018
カミュ
「客はオレたちしかいないらしい。せっかく貸し切り状態なんだからここでひと息ついていこうぜ。
L019
カミュ
「しかしオレたちこれからとうするか……。追っ手がここに来るのも時間の問題かもな。この里を見てまわったんだろ?何か気がついたことでもあったか?
L020
カミュ
「なんださて
L021
カミュ
「なんだよそのカオ……。さては何かオレに隠してるな?いいから教えろよ。
L022
カミュ
「妹を探している女の子を見たって?あぁその子ならオレも見たぜ。酒場で聞き込みなんてマセてるよな。
L023
カミュ
「妹……妹か……
L024
カミュ
「まったくデキの悪い妹を持つと兄ちゃんや姉ち
L025
カミュ
「まったくデキの悪い妹を持つと兄さんや姉ちゃんは苦労するよな……。
L026
「ねえ……。
L027
カミュ
「……おい何かしゃべったか?
L028
「ねえどこなの……?
L029
カミュ
「おい。コイツはもしかして……。ゆうれ……
L030
「どこなの……。とこにいっちゃったのよう……。
L031
カミュ
「……なんだおとろかせやがって。お前こんな所で何やってんだ?
L032
「あたし……やとやでまってたのに……。
L033
「おふろにいくってでかけたままもうずっとかえってこないの……。
L034
「どこにいっちゃっひっ
L035
「とこにいっちゃったの……ひどいよ……。びっくひっく……。
L036
カミュ
「はあ……迷子ってヤツか。
L037
カミュ
「……なあ勇者。……酒場の前にいた女の子が探していた妹ってもしかしてこの子なんじゃないか?
L038
カミュ
「さぞ心細かったかわいそうに……
L039
カミュ
「なあチビちゃん。お前の名前はなんていうんだ?
L040
カミュ
「よしルコ。お前の家族に会わせてやるからオレたちについてきな。
L041
ルコ
「ホ……ホント?ありがとう……。
L042
「あーらステキなお兄さん。ぱふぱふはいかが?たったの20ゴールドよ。
L043
「うふふっ。じゃあいくわよ。
L044
「うふふ。これでおしまいよ。どうもありがとう。また来てちょうだいね
L045
カミュ
「……おっいたいた。相変わらず大人相手にガミガミやってるぜ。
L046
「まったくてんで話にならないわ。この里の連中どいつもこいつを石頭ばっかりなんだから……。
L047
カミュ
「ようチビちゃん。オレたちお前が探してる妹を見つけてきてやったぜ。
L048
カミュ
「ほらお前の姉さんだろ?そんな所にいないで出てきな。
L049
ルコ
「あ……あのあたし……。
L050
「……誰よその子。あたしそんな子知らないけど?
L051
ルコ
「あたし……いひとりっこだよ。いなくなっちゃったのはあたしのパパだよ。
L052
「もう……なんなのアンタ。人の話もロクに聞けないなんてとんだひよっこちゃんね。
L053
カミュ
「なんだとこのチビ。お前の方がガキじゃ……
L054
「とにかくその女の子も迷子みたいだしこのままじゃラチが明かないわ。
L055
「ねえ勇者って言ったわよね。悪いけどあたしを酒場のマスターの所まで連れていってくれない?
L056
「ダメ連れていってくれない?
L057
「ダメって言ってもついていくわ。あたしじゃ酒場に入れてもらえないんだからアンタたちがなんとかしてよね。
L058
「あたしはベロニカっていうの。この子と一緒についていくからあとはよろしくね。
L059
ベロニカ
「こんな頼りないおにーちゃんたちに振りまわされて心細かったでしょ?もう大丈夫だからね。
L060
ルコ
「あっ……ありがとう」
L061
「おやいらっしゃいま……
L062
「あっお前は!こりもせずまた来やがったな!子供がひとりで酒場なんぞ……
L063
カミュ
「……オレたちの連れが何か?
L064
「あっいや……こいつぁ失礼しやした。大人が一緒なら大丈夫でさあ。とうぞゆっくりしていってくだせえ。
L065
ベロニカ
「こんにちはマスター。こちらの席……かけてもよろしくって?
L066
マスター
「ほっほっ……元気そうなおじょうちゃんだ。ご注文はますたぁの気まぐれコブ茶でいいですかな?
L067
ベロニカ
「お気持ちはありがたいけど今はゆっくりしているヒマはないの。あたしたち人を探しにきたのよ。
L068
ベロニカ
「単刀直入に聞くわ。
L069
ベロニカ
「あたしと似た格好をしたセーニャって子が誰かを探しにこなかった?
L070
マスター
「……おぉ!!あのおじょうちゃんならウチにお姉さんを探しにきたけど、いないとわかって里を出ていったよ。
L071
ベロニカ
「……そう。セーニャはとこに行くって言ってた?
L072
マスター
「西のほうにお姉さんがいる気がするからそこを目指すって言っていたっけねえ。なんとも不思議な子だったなあ
L073
ベロニカ
「西のほう?ああもう入れ違いだわ!セーニャはあたしを助け出そうとして……!
L074
ベロニカ
「じつはあたし蒸し風呂に入っていたところを魔物にさらわれちゃって今までそいつらのアジトに閉じ込められていたの。
L075
ベロニカ
「せっ例にこつルリーフャノーフはごそいつらのアジトに閉じ込められていたの。
L076
ベロニカ
「せっかくそこから抜けだしてきたのに今度は妹のセーニャが魔物のアジトに行っちゃうなんて
L077
ベロニカ
「ねえ……。勇者。アンタたちただの旅人じゃないでしょ?聞かなくてもあたしにはわかるわ。
L078
ベロニカ
「今はまだ聞かなくてもあたしにはわかるわ。
L079
ベロニカ
「今はまだくわしい話ができないけれどお願い……とうか何も聞かないで一緒に妹を探してちょうだい
L080
ベロニカ
「……レディの頼みアンタ
L081
ベロニカ
「……レディの頼みを断るなんてアンタ意外と薄情なのね。お願いだから一緒に妹を探してちょうだい。
L082
ベロニカ
「あお願いだから一緒に妹を探してちょうだい。
L083
ベロニカ
「ありがとう……勇者。アンタならそう言ってくれると思っていたわ。
L084
ルコ
「おねえちゃんはち……いっちゃうの?ルコもいっしょにいく!
L085
ベロニカ
「子供はあぶないからダーメ。あなたのパパについては心当たりがあるの。必ず連れて帰ってくるからいい子で待ってて。
L086
カミュ
「お前だって子供じゃねえか……。ちゃんとオレたちについてこられるのか?
L087
ベロニカ
「あたしを誰だと思ってるの?聖地ラムダからやってきた最強の魔法使いベロニカさまよ。
L088
ベロニカ
「むしろアンタの方があたしの足を引っぱらないように気を付けてほしいくらいだわ。
L089
ベロニカ
「さあ行きましょ勇者。魔物のアジトがあるのはここから西の地下に広がる大きな迷宮の中よ。
L090
ベロニカ
「きっとセーニャも迷宮の中にいると思うの。西の海岸辺りに迷宮の入り口があるはずだからひとまずそこを目指しましょ。
L091
ベロニカ
「あたし知ってるのよ。アンタが何者なのか……。あたしの期待を裏切らないでね。
L092
「……あぶねえあぷねえ。この先にはたしか落とし穴があったな。
L093
「仕掛けを作った張本人がヘタ打この先にはたしか落とし穴があったな。
L094
「仕掛けを作った張本人がヘタ打って穴をあけるワケにはいかねえ。ここは回り道して行くとしよう