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第三部 ー デルカダール

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L001
ホメロス
「なっ……貴様!今何をした!?
L002
カミュ
「てめえホメロス!いつの間についてきやがった!
L003
ホメロス
「尾行にも気づかぬドブネズミ語る言葉など持たぬ!私の目的は勇者ただひとり!
L004
マルティナ
「今のは……!?
L005
ホメロス
「はしたないマネをされるなマルティナ姫。あなたは私にとってこれから起こる大災の犠牲となるひとりに過ぎない……。
L006
ホメロス
「そんなバカなっ……!」闇のオーラ切り裂いただと……!?
L007
ホメロス
「その剣はいったい……」
L008
ホメロス
「くっ……!おのれ……:!そんな剣ひとつで私に勝てると思うたか!
L009
ホメロス
「悪魔の子勇者よ!悪魔の子と手を結びし者どもよ!この命の大樹を貴様らの墓標にしてくれよう!
L010
ホメロス
「バカな……。この私がこの松が敗れるなと……!!
L011
ホメロス
「……こんな所で果ててはあの方へ申し訳が立たぬ!
L012
「ホメロスを追って来てみればこれはいったい……。
L013
グレイグ
「この場で何が起こったというのだ……。
L014
ロウ
「グレイグよこの者の姿を見るがよい……。デルカダール王国の将として仮面を被りつつ裏で魔物に魂を売っていた者の末路じゃ。
L015
マルティナ
「グレイグよく聞きなさい!魔物の手先として暗躍しつづけていたのは勇者じゃないわホメロスだったのよ!
L016
グレイグ
「……やはりそうだったのか。ホメロスよ……お前ほどの男がなにゆえ魔物に……
L017
マルティナ
「……っ「……」!
L018
デルカダール王
人民をたぶらかし世を乱した悪魔の手先め。死をもってつぐなうがよい。
L019
デルカダール王
「クレイグよ。よくぞホメロスの正体を見抜きわしをここまで連れてきてくれた。
L020
デルカダール王
「そなたがいなければわしはずっとホメロスの口車に乗せられ魔物たちのたくらみに手を貸していただろう。
L021
グレイグ
「ありがたきお言葉……。ホメロスの凶行を事前に食い止めることができ、幸いでした。
L022
デルカダール王
「勇者よ……。」今までのわしの行いをどうか許してほしい。
L023
デルカダール王
「わしは今までホメロスから勇者こそが魔物を呼ぶ存在……。悪魔の子なのだと説き伏せられてきたのじゃ。
L024
マルティナ
「……お父さま。
L025
デルカダール王
「おぉ……そなた マルティナか!よくぞ 無事でいてくれた。そんな所にいないで よくカオを見せてくれ。
L026
デルカダール王
「ロウよ。そなたにも苦労をさせたな
L027
デルカダール王
「ユグノアのそなたにも苦労をさせたな……。
L028
デルカダール王
「ユグノアの件は残念だったがこれからはチカラを合わせ復興していこうではないが。
L029
ロウ
「……それも大事じゃがまずは16年前に我が国ユグノア王国を滅ぼした宿敵ウルノーガを倒さねばな。
L030
デルカダール王
「ふむ……。ホメロスもおそらくウルノーガの手先だったのだろう。
L031
デルカダール王
「勇者よ話は聞いたな。すべての元凶たるウルノーガは今も世界のどこかで息をひそめているはず。
L032
デルカダール王
「さ今も世界のどこかで息をひそめているはず。
L033
デルカダール王
「さあ勇者勇者よ!大樹の魂に宿る勇者のつるぎを手に入れるのじゃ!
L034
デルカダール王
「おぉ……なんというすばらしい剣だ。勇者よわしにも見せてくれぬか?
L035
デルカダール王
「……っ!
L036
デルカダール王
「なんだ今のは……」?
L037
デルカダール王
「……いまあよい。それよりも早くデルカダール城に戻って宴の準備をせねばな。
L038
ロウ
「……ほう?もしやわしらをデルカダール城に招いてくれるのか?
L039
デルカダール王
「今さら何を言う口ウよ。そなたたちはウルノーガの手先ホメロスから命の大樹を守った英雄ではないか。
L040
デルカダール王
「勇者よ。聞いての通りだ。そなたたちの功績をたたえるため我が城に招待させてほしい。
L041
グレイグ
「……すまない。今は言葉が見つからぬ。私がこれまでしてきたことはいつか日を改めてわびさせてくれ。
L042
デルカダール王
「さあわしらは先に城へ戻るとしよう。勇者デルカダール城で待っておるぞ
L043
デルカダール王
「よくぞ参った勇者勇者よ。こうしてそなたをふたたび迎えいれることができてうれしく思うぞ。
L044
デルカダール王
「ホメこっしくそなたをふたたひ迎えいれることができてうれしく思うぞ。
L045
デルカダール王
「ホメロスにたぶらかされたわしは長い間勇者こそ災いを呼ぶ悪魔の子だと思い込んできたが……
L046
デルカダール王
「勇者。よくぞホメロスを討ち果たし我が娘マルティナを見つけてきてくれた。おかげでようやく目が覚めたぞ。
L047
デルカダール王
「それからおぬしに会わせたい相手がいるのだ。のう?グレイグよ……。
L048
グレイグ
「はっ。
L049
「勇者……びーきんっ!」私よっ!幼なじみのエマよ
L050
エマ
「よかった勇者……無事だったのね。……。ひといウワサばかり聞いて……私……わたし
L051
エマ
「……あなたがお城に旅立ってすぐのことよ。ホメロスという将軍が大勢の兵士を引き連れてイシの村にやってきたの。
L052
エマ
「血の通わない冷たい目をしたその将軍は私たちを村の広場に集めて兵士たちに命じたわ……皆殺しだと。
L053
エマ
「……でも遅れて現れたグレイグ将軍がホメロスを止めて私たちをかくまってくださってね。
L054
エマ
「長い間お城に閉じ込められたままだったけどあなたが本当の勇者ということがわかって出してもらえることになったのよ。
L055
ペルラ
「勇者……本当によくがんばったね。天国のおじいちゃんもきっと今のお前を見たらよろこぶはずだよ。
L056
デルカダール王
「さあ勇者勇者よ。急な準備ゆえたいしたもてなしもできぬが今日はぞんぶんに宴を楽しんでくれ。
L057
デルカダール王
「皆の者!心して聞け!この日より勇者を真の勇者と認めその名をたたえるものとする
L058
「勇者勇者さまばんざい!ベッドで休みますか?
L059
デルカダール王
「なぜだ……なぜ剣に触れられぬ!まさかこのチカラは……!
L060
デルカダール王
「貴様!そのつるぎを……勇者のつるぎを私によこせっ!!
L061
マルティナ
「いったいなんの騒ぎ!?勇者どうしたの!?
L062
グレイグ
「姫さま……これはっ!!?
L063
マルティナ
「やっぱりあなたはお父さまじゃない……。いえ……とうやら人ですらないようね。
L064
ロウ
「なんとなく感づいておったよ……。デルカダール王と何十年も親交のあったわしの目をごまかせるわけがなかろう。
L065
カミュ
「宴までひらいて王になりきるとはな……。まったくとんだタヌキがいたもんだぜ。
L066
ベロニカ
「ちょっと!出てきなさいひきょう者!!王さまになりすましたり逃げまわったりセコいヤツね!
L067
マルティナ
「まだ遠くへ逃げていないはずよ」勇者!早く後を追いましょう!
L068
グレイグ
「私の主君は……デルカダール王は王ではなく人でもなかった……?では今まで信じてきたものはいったい……。
L069
ベロニカ
「ずいぶん手間をかけさせてくれたわね……。このベロニカさまから逃げようったってそうはいかないわよ。
L070
セーニャ
「デルカダール国王に化けた悪しき魔物よ。観念して正体を明かしなさい!
L071
「我は「魔道士ウルノーガ……」。16年前にユグノア王国を滅ぼしデルカダール王になりかわった者……。
L072
ウルノーガー
「今まで貴様を追いまわしていたのもすべては勇者のつるぎを奪い大樹の魂を得るため……。
L073
ウルノーガー
「だがつるぎが……貴様の手に渡った今もはや手段は選ばぬ!ここが貴様らの死に場所となるのだ!
L074
ロウ
「貴様が魔道士ウルノーガ……。こうして会える時を16年もの間待ちわびたぞ!
L075
ウルノーガー
「グレイグよ……貴様はよい手駒であった。あせらずともすぐに天国の家族の
L076
グレイグ
「貴様まさか……我が祖国バンデルフォン王国を……!!
L077
マルティナ
「生まれたばかりの勇者を襲い……。ユグノア王国を滅ぼし……
L078
マルティナ
「そして私たちの16年を奪ったあなただけは許せない
L079
グレイグ
「勇者よ……私も戦わせてもらう。こいつは私の家族と友を奪ったでもあるのだからな!
L080
カミュ
「勇者!こいつが、お前の運命を招かせただった。チカラの限りを尽くして戦うぞ!
L081
ウルノーガー
「来るがよい勇者!貴様のチカラを奪い地上の命すべてを我が供物にしてくれよう!
L082
ウルノーガー
「グオオオォォォッ……!!
L083
ウルノーガー
「ク……ククク……。
L084
ウルノーガー
「時を さかのぼってきたのはお前だけだと 思
L085
ウルノーガー
「……ぐふっ!
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