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第二部 ー 火の祭壇(巫女ヤヤク・前編)
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L001
シルビア
「それじゃあサマディーの王さまちゃんにニズゼルファって言葉に心当たりがないか聞いてみましょ。何かわかるかもしれないわ。
L002
サマディー王
「おふたりともよくぞ戻られました。勇者の星がいきなり砕け散ったので心配していたのですが無事でなにより。
L003
サマディー王
「ファーリス心配していたのですが無事でなにより。
L004
サマディー王
「ファーリスから話は聞いておりますぞ。星が落ちてもうダメだという時に救世主が現れあの星を斬ったそうですな。
L005
ロウ
「救世主かどうかはわからんが……まあそれはいいのじゃ。それよりおぬしに聞きたいことがある。
L006
ロウ
「わまあそれはいいのじゃ。それよりおぬしに聞きたいことがある。
L007
ロウ
「わしが見たところ星をおおう結界にはニズセルファ……そう刻まれておった。この言葉に何か心当たりはないか?
L008
サマディー王
「……ニズ……ゼルファ?うーん……聞き覚えがありませんな。
L009
ロウ
「空に浮かぶ勇者の星に刻まれたこの言葉。きっと深い意味があるはずなのじゃが……
L010
ロウ
「仕方がない。わしらには魔王を倒すという大事な使命が残っておる。先を急ぐとする
L011
サマディー王
「ロウ殿魔王退治の旅私たちも微力ながら応援いたしますぞ。
L012
ファーリス王子
「もしこまったことがあればなんでも言ってくれよ。今度こそボクが勇者さんのチカラになるからさ!
L013
ロウ
「ああいがんいかん。忘れておった。ローシュさまが持っていたハンマーについてサマディー王にたずねてみるとしよう。
L014
サマディー王
「おや勇者とロウ殿。わしに何かご用ですか?
L015
ロウ
「サマディー王よばくぜんとした話で申し訳ないのじゃがこの国にある巨大なハンマーについて心当たりはないか?
L016
ロウ
「リYナイーエは、は、ビルとしたと申し訳ないのじゃがこの国にある巨大なハンマーについて心当たりはないか?
L017
ロウ
「魔王を倒すためにどうしても必要神話の時代
L018
ロウ
「魔王を倒すためにとうしても必要なのだ。神話の時代サマディーにあったことはわかっておるのじゃが……
L019
サマディー王
「ハンマー……パソマー……おおもしや王家に伝わるガイアのハンマーのことか!
L020
サマディー王
「ファーリスよ!宝物庫にあるガイアのハンマーを持
L021
ロウ
「おおっこれじゃ!これこそ大樹の記憶の中で見たローシュさまが持っていたハンマー!
L022
ファーリス王子
「父上……いいんですか?これって来年のファーリス杯のために行政人に売る予定だったハンマーじゃ……
L023
サマディー王
「バッバカもん!黙っておれ!
L024
サマディー王
「……コホンッ!勇者よガイアのハンマーは父祖の時代からサマディー王国に伝わる貴重な宝物だ。
L025
サマディー王
「しかし今や勇者であ
L026
サマディー王
「しかし今や魔王を倒せる者は、勇者であるお前しかおらん。もし必要ならばよろこんで渡そう。
L027
ファーリス王子
「伝承によるとそのハンマーには大地の精霊のチカラが宿っているそうだ。
L028
ファーリス王子
「それでたたけばどんなにかたい金属でも鍛えあげられるって話さ。
L029
ファーリス王子
「それじゃ皆さん魔王退治の旅がんばってくださいね。いい報告期待してますよ!
L030
「……なに?ヒノノギ火山に眠るという伝説の鍛冶場について知りたいだと?今はそんな話に付き合っているとマはねえ。
L031
「近くに化け物が出たとかで、里は大変なんだ。里の左の階段を上った先にあるヤヤクさまの社でくわしく話を聞いてみな。
L032
「ヤヤクさま……!化け物に襲われた神官はいまだにおびえ寝こんでおります。よほとこわい思いをしたので
L033
「あよほとこわい思いをしたのでしょう……。
L034
「あの化け物がいる限りいつまでも儀式ができませぬ……。
L035
ヤヤク
「化け物ごときに尻尾を巻いて逃げてきおってこのたわけがっ!
L036
ヤヤク
「くそっ……!ケガさえなければ化け物なぞこの手で成敗してやるのにっ……!!一刻も早くあの儀式をやらねば……!
L037
シルビア
「ものすごい剣幕ね……。何かあったのかしら?
L038
ヤヤク
「ん……客人か?すまない。見苦しいところを見せてしまったね。
L039
ヤヤク
「この里には火の神をたたえるためヒノノギ火山である儀式をする風習がある。里を守るには絶対に欠かせぬ儀式なのだ。
L040
ヤヤク
「先日里を守るには 絶対に欠かせぬ儀式なのだ。
L041
ヤヤク
「先日 その儀式をするためにヒノ里を守るには絶対に欠かせぬ儀式なのだ。
L042
ヤヤク
「先日その儀式をするためにヒノノギ火山に神官を送ったんだが……。その道中で突然化け物に襲われてね。
L043
ヤヤク
「逃げ帰ってきた神官の話では化け物のヤツはするとい牙とツメを持ちおぞましい姿を
L044
ヤヤク
「本来なら私が成敗してやりたいところだがこの地に巣食う火竜を倒した時にケガをしてな。今は歩くので精一杯さ……。
L045
ヤヤク
「旅のこの地に栄民つ火軍を倒した時にケガをしてな。今は歩くので精一杯さ……。
L046
ヤヤク
「旅の者に頼むのは気が引けるが……。勇者よ。……里のため化け物を退治してくれぬか。
L047
ヤヤク
「頼む……。我々はどうしてもあの儀式をしなければならない!だが戦える者がもういないのだ。
L048
ヤヤク
「旅の者だが戦える者がもういないのだ。
L049
ヤヤク
「旅の者に頼むのは気が引けるが……。
L050
ヤヤク
「おお引き受けてくれるか。礼を言うぞ勇者!!
L051
ヤヤク
「まずは化け物が出没した西どなりにあるヒノノギ火山の山道を調べてみてくれ。頼んだぞ勇者よ。
L052
ヤヤク
「火の神よ。この者たちに聖なる炎の加護を与えたまえ……!!
L053
「立ち去れ……。立ち去れぇ〜……。
L054
「立ち去るのだぁーーー〜ーーッ!!
L055
グレイグ
「出たな化け物め!このグレイグが成敗してくれる!
L056
「わっ……我は火の神の化身なるぞ!そのはらわた八つ裂きにされたくなくば早々に引き返せぇえええ!
L057
シルビア
「里の人をイジメる悪い魔物ちゃんはアタシたちがこらしめてあげるわ!さあ覚悟しなさい!
L058
シルビア
「ななに……?いったいどうしたのかしら……?
L059
「……」にいちゃん。このひとたちぜんぜんにげないよ。どうしよう?
L060
「ばかっしゃべっちゃダメだろ!」こわがって逃げてくようにちゃんと化け物になりきるんだよっ!!
L061
サキ
「ちがうもん!テバにいちゃんがちゃんとサキのことささえてくれないからだもん!
L062
シルビア
「あらビックリ!コワ〜い化け物がこんなカワイイ子たちだったなんて!
L063
グレイグ
「お前たちは里の者か……?なにゆえ化け物のフリなとしていたんだ!?
L064
テバ
「だって……たって!」おいらたちヤヤクさまに儀式をやらせるワケにいかないんだよ!
L065
サキ
「あのねぁのねっ。ぎしきをねとめないとねっ。たいへんなコトになるんだよ
L066
ロウ
「……何かワケがあるようじゃな。勇者よ。ひとまずこの子たちの話を聞いてみんか?
L067
テバ
「そうだな……あんちゃんたちならウデっぷしも強そうだし一緒に来てくれたら心強いや!
L068
テバ
「この先においらたちの秘密基地があるんだ。くわしいことはそこで話すよ。先に行ってるから絶対に来てね!
L069
サキ
「きてね〜」
L070
テバ
「待ってたよあんちゃんたち。さっそく来てくれたんだね!
L071
「この方たちが……。さっき話してくれた人たちなの?
L072
テバ
「うん!勇者のあんちゃんさ!あんちゃんたちおいらたちの話を聞いてくれるんだって!
L073
グレイグ
「先ほど里の儀式をさせないために化け物のフリをしていたと言っていまな。そのワケを聞かせてもらおうか。
L074
テバ
「……儀式をしないとみんながこまるのはわかってる。でもダメなんだ。だって……。
L075
テバ
「だって儀式をしたらかあちゃんが火の神さまに捧げるいけにえとして火山に落とされちゃうんだよ……っ!
L076
シルビア
「いけにえですって……!儀式ってそんなぶっそうなモノだったの!?
L077
テバ
「……ある日ヤヤクさまがおいらたちを集めて言ったんだ。
L078
テバ
「我らは火の捧げ物
L079
テバ
「我らは火の神の怒りに触れた。捧げ物をしなくては火山が噴火し三里は火の海になるだろう……って。
L080
サキ
「はじめはダイコンとかおイモをあげてたの!でも……いきゅうにおひさまがでなくなってたべものがそだたなくなっちゃったんだ……。
L081
ロウ
「そうか……魔王誕生の余波がこんな遠くの地にまで……。
L082
「ヤヤクさまは里を守るため……火の神さまへの捧げ物を絶やさぬようにと人間をいけにえに捧げると宣言します。
L083
「誰がいけにえとしてふさわしいかヤヤクさまが火の神さまの神託を受けてそして……私が選ばれました。
L084
テバ
「いけにえに選ばれたかあちゃんをヒノノギ火山へ行かせないようにおいら必死に考えてそれで……。
L085
グレイグ
「そうか……だからあんなことをしてお前たちなりに母親を守っていたのか。
L086
「私の死が里のためになるのなら……。いけにえになる覚悟はできています。だけどこの子たちが……。
L087
テバ
「そんなこと言うなよかあちゃん!」里のためとかおいらにはわかんないけどかあちゃんが死ぬのは絶対イヤだ
L088
テバ
「こないだの夜かあちゃんが儀式以外立ち入りを禁じられた火山にヤヤクさまがひとり登るのを見たんだって。
L089
テバ
「そのことをヤヤクさまに言ったらかあちゃんはいけにえに選ばれちゃったんだ。まるで見られたことを言わせないように……。
L090
テバ
「ヒノノギ火山には絶対何か秘密がある。それを暴いてがあちゃんを助けたいんだ!!でもおいらだけで行くのはムリだから……。
L091
ロウ
「……ふむそういうことであったか。ではそのヒノノギ火山とやらにひとつ様子を見にいってみようかの。
L092
テバ
「ホント!?ありがとう!あんちゃんたちがいれば百人力だ!これで火山の奥まで調べられるよ!
L093
テバ
「この秘密基地の奥にヒノノギ火山へ続いてる道があるんだ。そこから火山の中に入ってみよう!
L094
テバ
「ここで行き止まりみたいだ。他に道なんてなかったし……。なんだよ何もないじゃないか!
L095
シルビア
「残念だったわねテバちゃん。溶岩の火でミディアムレアに焼かれる前に早くここから出ま……
L096
ロウ
「ななんじゃ!この地ひびきは……!いったい何が起こったんじゃ!?
L097
「グオオオオ……グオオオオオ……。
L098
テバ
「じ地面の下から声が……!」あんちゃんっこの下に何かいるよ……
L099
テバ
「ぁあああれはっ……!!ひぅひっひっ……人食い火竜だあっ!!
L100
グレイグ
「あれが人食い火竜……!」しかし火竜はヤヤク殿が倒したはすではなかったのか!?
L101
テバ
「……やヤクさまはこれを隠してたんだ。人食い火竜を退治できなかったからこうやって隠してみんなをだましてたんだ!
L102
テバ
「かあちゃんがいけにえになるのも全部コイツのせいか……
L103
テバ
「こうしちゃいられない!早くみんなにこのことを教えなきゃ!……あんちゃんいったん里に戻ろう!
L104
テバ
「大変た大変だよぉ!
L105
「なんだテバ!そうぞうしい!」今大事な祈りの儀式の最中だぞ!
L106
テバ
「そんなことしてる場合じゃないよ!」火竜が……!人食い火竜が生きていたんだよ!
L107
テバ
「人食い火竜は死んでないんだ!ヒノノギ火山の奥に隠れてるんだ!おいらこの目で見たから間違いない!
L108
ヤヤク
「貴様まさか……!ヒノノギ火山に入ったのか!?化け物がいるのにいったいどうやって……。
L109
テバ
「もう山道に化け物なんて出ないよ!だってその化け物は……このおいらだったんだから!
L110
ヤヤク
「……なんだと?
L111
テバ
「おいらが化け物のフリをしていけにえをさらったのさ。儀式なんてさせないためにね!
L112
ヤヤク
「貴様……わかっているのか!?儀式をせねば火の神の怒りに触れ里は火の海になるのだぞ!
L113
テバ
「うるさいこのウソつき!今までえらそうに英雄ぶって里の人たちをだましてたくせに!
L114
テバ
「あんたは火竜をだか
L115
テバ
「あんたは火竜を倒せなかったんだ!!だから自分だけ助かるために里のみんなを火竜に売ったんだろ!
L116
テバ
「火の神さまが怒ってるなんてウソついけにえに選ばれた人は人食い火竜のエサになって食べられるんだ!
L117
テバ
「……いそうだよ」火竜との戦いであんただけ助かったのも……
L118
テバ
「一緒に戦っ火竜へのいけにえにしたからじゃないのか!?
L119
ヤヤク
「小僧!貴様ごときに何がわかるっ……
L120
「うえっ……うえええーーーん!」
L121
「いったいどういうことだ……?ヤヤクさまは人食い火竜を倒したんじゃなかったのか……?
L122
「もし火竜が本当に生きていたら……私たちみんな食べられちゃうわ!そ……そんなの絶対にイヤよぉ!
L123
ヤヤク
「鎮まれ皆の衆!
L124
ヤヤク
「小僧……よくもジャマしてくれたな!貴様がしていることは火の神への冒涜……。このままでは里は神の裁きを受けるだろう!!
L125
ヤヤク
「隠している貴様の母親の居場所を言え!さすればすぐにいけにえの儀式を行い私が火の神の怒りを鎮めてみせよう!
L126
テバ
「うう……イヤだね」誰がお前なんかに渡すもんかっ!かあちゃんは……絶対に渡さないぞっ……!!
L127
「なっ……なんだ今の音は……!?
L128
テバ
「ももしかしてっ……」
L129
テバ
「こうしちゃいられないっ!」さああんちゃん!おいらたちも外に行ってみよう!