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第二部 ー ネルセンの宿屋
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L001
グレイグ
「船があればこれまで行けなかった場所に行けるようになるな。勇者よ引きつづき仲間を探しラムダを目指そう。
L002
ロウ
「むう急に荒れてきおった……。
L003
グレイグ
「おい ゴリアテ!貴様の船 これしきで沈んだりしないだろうな!
L004
シルビア
「クッ……いま荒波ちゃんと戦ってるんだから話しかけないでっ!
L005
グレイグ
「いまの声はなんだ……」?
L006
ロウ
「のわーーーっ!!
L007
「我が名は覇海軍王ジャコラ!魔王さまよりこの海を統べるよう賜った!
L008
ジャコラ
「我が名は覇海軍王ジャコラ!魔王さまよりこの海を統べるよう賜った!
L009
ジャコラ
「わが海をけがすその命魔士ではよりこり触を航くるみ、つ物つんに!
L010
ジャコラ
「わが海をけがすザコともめが……その命魔王さまのためもらいうける!
L011
ロウ
「……おのれ化け物!わしらをなめくさりおって!見ておれい!
L012
ロウ
「ぬおおおぉ……おんどりゃあっ!!
L013
ロウ
「ななぬうっ!?わしのグランドクロスが効かぬじゃと……!?どうなっておるんじゃ!?
L014
ジャコラ
「グハハッ!!魔王さまより授かったレッドオーブのチカラを使えば、そんなもの我には効かぬわっ!!
L015
「……。
L016
「……なーんじゃ。誰かと思えばおぬしか。
L017
「おどろかんでもええ。ここは天国でも地獄でもない場所。安心するがよいぞ。
L018
「……ほれ。ボケーっとしておらんでおぬしも釣り糸を垂らすがええ。そこに釣り竿が置いてあるじゃろ。釣り竿が立てかけられている。釣りをしますか?
L019
「……なんじゃ。じろじろ見おって。わしのカオに何かついとるか?
L020
「ふむわかったぞ。わしのこの姿が気に入らないようじゃな。
L021
「ではこれならどうじゃ。
L022
「むこの姿もダメか。ならばこれでどうじゃ!
L023
「ふむ。わしの姿が定まらんとこを見るとおぬしわしのことを知らんようじゃな。
L024
「……おぬしの世界ではわしは預言者と呼ばれておる。
L025
預言者
「……おぬしの世界ではわしは預言者と呼ばれておる。
L026
預言者
「わしに抱く姿かたちのイメージが人によってちがうのでな。その者に応じてわしの姿は変わるのじゃ。
L027
預言者
「……。ところでどうじゃ何か釣れたか?
L028
預言者
「じゃろうなー。
L029
預言者
「……いまはまだその時でないということじゃろうて。
L030
預言者
「釣れる時には約れる。来たるべき時が訪れるまで耐えしのぶこと。それが肝要じゃ。
L031
預言者
「ほれ苦しゅうない。そこに座れ。
L032
預言者
「……さてここに来たということは何か道に迷っておるな。ちょいと失礼するぞ。
L033
預言者
「ふむ……、おぬし勇者のチカラをなくしたと思っておる
L034
預言者
「……残念だがわしにできることは何もない。ただひとつ言えることはある。
L035
預言者
「勇者のチカラを魔王に握りつぶされたと思っとるようじゃが……。
L036
預言者
「チカラなんても触握りつぶされたと思っとるようじゃが……。
L037
預言者
「チカラなんてもんは見えやしないし触れもできん。簡単に握りつぶせるようなやわなもんじゃあない。
L038
預言者
「……特に勇者のチカラなんてもんはな。
L039
預言者
「なんじゃまだわからんのか。まいまはそれでよい。
L040
預言者
「釣れるべき時に時が来ればおのずとつかめるものじゃ。
L041
預言者
「……そういえばおぬしいまおぼれかけとるんじゃっけ。
L042
預言者
「ま案ずるでない。大樹が言っておる。おぬしはまだ倒れる運命にないとな。
L043
預言者
「さーていつまでも寝てはおれんぞ。おぬしは勇者。やるべきことは決まっておろう?
L044
預言者
「……世界を救え。
L045
シルビア
「ああっ勇者ちゃん!よかった気がついたのね!
L046
ロウ
「勇者が海に落ちた後わしらはなんとかおぬしを助けようとしたんじゃ。しかしあの状況での救出は絶望的でのう。
L047
ロウ
「黒い海にしかしあの状況での救出は絶望的でのう。
L048
ロウ
「黒い海に飲み込まれてもう二度と戻らぬものかと思ってしまった……。
L049
ロウ
「そんな時じゃった……突然辺りが光に包まれておぬしが海の底から上がってきたのじゃ。
L050
ロウ
「わしは腰を抜かしそうになったがのう。なんとかおぬしを助け魔物の猛攻を切り抜けここまで逃げおおせたってワケじゃ。
L051
シルビア
「勇者ちゃんどうかしたの?
L052
シルビア
「えっ。さっきまで不思議な場所にいた?次々と姿を変える預言者と出会った……?
L053
シルビア
「ンもう!ぴー
L054
シルビア
「ンもう!勇者ちゃんったら!気を失っている時に夢でも見たのね!
L055
グレイグ
「勇者よ、疲れているのだろう。船員の宿舎を貸してもらえるそうだからそこで一晩休もう。
L056
ロウ
「……とうしたんじゃ。ぼうっと海などながめて。ほれいまは元気になることが先決じゃぞ。
L057
「おお目覚めなすったか!アンタウワサウサの化け物に襲われたんだってな。命が無事だったとは相当な強運の持ち主だよ。
L058
「……あのおぞましい化け物なら外海へと向かって泳いでいくのを見たぜ。海に出るならくれぐれも気をつけるんだな。
L059
「そういや……光のネルセンの宿屋で奇海に出るならくれぐれも気をつけるんだな。
L060
「そういや……!北のネルセンの宿屋で奇妙なウワサが流れてるみたいだぜ。もし興味があったら寄ってみるといいかもよ。
L061
「さあさあいらっしゃい!今この宿に泊まると誰でも不思議な夢を見ることができるよ!
L062
「こ旅人の宿屋へ
L063
「お泊それとも少
L064
「お泊まりですか?それとも少し休んでいかれますか?どちらも40ゴールドになります。
L065
「そどちらも40ゴールドになります。
L066
「それではごゆっくりお休み
L067
「後悔という名の鎖がこの身を縛りつける。私は何もできなかった無力な存在……。
L068
「もしあの日に戻れるのなら地獄の業火に焼かれてもいとわない。ああくちぉしいくちおしい……。
L069
ロウ
「……ふむ。それではウワサどおり全員が同じ夢を見たわけじゃな。くちおしいとなげく戦士の夢を……。
L070
シルビア
「なんだか必死に助けを求めてたわね。できれば手を貸してあげたいけど……。手がかりナシじゃお手あげだわ。
L071
ロウ
「……あの戦士の甲冑に描かれた統草は紛れもなく我が国ユグノアのものじゃった。
L072
ロウ
「そういえば……世界が間におおわれてかユグノアがどう
L073
ロウ
「そういえば……世界が間におおわれてからユグノアがとうなったのかも気になる。少し様子を見にいってみようかのう。
L074
ロウ
「この場所はもともと崩壊しておったが……。さらにひとい有様になってしまったのう。
L075
ロウ
「たしかこの辺りしやったか……。
L076
ロウ
「すまんがおぬしたちこれをとかしてくれんかのう。
L077
シルビア
「わかったわ。これをどかすのね?ほらほら勇者ちゃん。そっち持ってちょうだい!
L078
ロウ
「これは地下通路への入り口。ユグノアに何か危機が訪れた時に城の外へ逃げるための道じゃ。
L079
ロウ
「……わしの読みが正しければこの先に夢で見た戦士の手がかりがある。さあ行くとしようかの。
L080
「うう……。くちおしいくちぉしい……
L081
「おのれまたやってきたのか。邪悪なる魔の者たちよ……。
L082
「貴様ら魔族のせいで私はすべてを失ったのだ……!!ゆるさん……。ゆるちんぞ!
L083
ロウ
「この戦士はやはり……!」勇者!こやつと話がしたい。いったんこやつを鎮めるのじゃ!
L084
嘆きの戦士
「ううう……ぐう……っ。くちおしいくちぉしいぞ……!
L085
嘆きの戦士
「よくも……エレノアと勇者を……::!ゆるさぬ……決してゆるちゅぞ……!
L086
シルビア
「なんで勇者ちゃんの名を?もしかして戦士ちゃん……。勇者ちゃんを知ってるの!
L087
ロウ
「……やはりそうか。おぬしは……アーウィンじゃな。
L088
ロウ
「アーウィンはこのユグノア王国の王であった男じゃ。それと同時に勇敢なるユグノアの戦士でもあった。
L089
ロウ
「……そして勇者。アーウィンまさかこんな形で再会するとは……。
L090
ロウ
「アーウィンよ。なぜおぬしはこのような姿になってしまったのじゃ?わしによくカオを見せておくれ
L091
ロウ
「この戦士の正体がアーウィンだとわかった今……このまま放っておくわけにはいかんの。
L092
ロウ
「しかしいったいどうすれば……。