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第3章 (part 3)

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 VOCAB (28) CHARACTERS (0) PLACES (2)
L001
ものすごい悲鳴がしたから何かと思って飛んできてみれば……
L002
まったく人騒がせな娘だねぇ。
L003
うう……スミマセン。
L004
いいかい。この最天風呂は混浴なんだ。
L005
脱衣場張り紙にてっかく書いてあったたろう?
L006
……要するにまったく見てなかったんだね
L007
だいいち、裸の一つや二つ、見られたからって騒ぐんしゃないよ
L008
男ぶりや女ぶりなんてのは、見られることで上がるモンだからね
L009
そ、そうなのー!?
L010
エスケットそこ、信しちゃダメ!!
L011
ていうか、そもそも裸は見られてないもんっ!
L012
まあ、それはともかく風呂くらい仲良くお入り。
L013
ここは本来、家族で入れるように混浴にしてあるんだからね。
L014
それじゃあ、アタシは行くよ。
L015
なんか思いっきり疲れた……
L016
う〜っ、それもこれも全部、ヨシュアのせいなんだからっ!
L017
ヨシュアなんで僕が……:
L018
ヨシュア結局、エステルが一人で大騒ぎしてただけじゃないか。
L019
ヨシュア脱衣場張り紙も見てないし、日頃の注意が足りない証拠だね。
L020
よけーなお世話!
L021
ほんとにもう、可愛くないんだからっ
L022
あー、そうですか。
L023
ヨシュアいいよ、別に。
L024
ヨシュア君に可愛いと思われたって嬉しくもなんともないか
L025
エステルあ、あんですって〜!?
L026
ヨシュア大体、なんだよ。人を見るなり悲鳴
L027
ヨシュアそんな反応をされるなんて……夢にも思わなかったよ。
L028
エステルあ……あれはその……あまりにもタイミングが……
L029
エステル別にヨシュアと一緒がイヤってわけしゃないからね?
L030
ヨシュアいいよ、無理しないで。
L031
エステル無理してるなんて一言も言ってないでしょっ!!
L032
ヨシュアのバカっ!
L033
ヨシュアむ……バカはどっちさ。
L034
クスクス……:
L035
エステルはら!
L036
……ーーーティータちゃんにも笑われちゃったじゃない!
L037
一だからなんで僕が
L038
ティータつつん。笑ったりしてごめんなさい。
L039
うらやましいなって思って……
L040
えっと……。どうしてく
L041
ティータわたし、兄弟がいないからケンカとかしたことないんです。
L042
ティータおしいちゃんは優しいからあんまり叱られたことないし……
L043
ティータお父さんと、お母さんくはあんまり一緒にいられないか
L044
ヨシュアそれはやっぱり……、寂しいね。
L045
ティータそんなこと、ないです。おしいちゃんがいてくれるから。
L046
ティータ中央工房の人たちもみんな親切でいい人ばかりだし。
L047
ティータエステルさんたちを見ていると、ちょっとうらやましいなぁって……
L048
ティータえへへ、こういうのって無いものねだりって言うんですよね。
L049
ヨシュアティータちゃん……
L050
エスケル
L051
エステルいいこと思い付いちゃった。
L052
ディベータ
L053
ヨシュアエステル!
L054
エステルあたしが、ティータちゃんのお姉さんになってあげるわ!
L055
エステルちなみにヨシュアはお兄さん。
L056
ふえっ!?
L057
ヨシュアまた突拍子もないことを……
L058
エステルなによう、文句でもあるの
L059
ヨシュア僕も異存はないよ。ティータちゃんさえよければね。
L060
ティータあ、ありがとう……ヨシュアさん
L061
エステルそれじゃあ、決定っ!!
L062
エステルそつそつ。もう『さん』付けはナシね?
L063
エステル代わりにあたしたちも呼び捨てにさせてもらうから。
L064
ヨシュアそうだわ
L065
ヨシュアあと、博士と話す時みたいに気軽に喋ってくれると嬉しいな。
L066
ティータエステルお姉ちゃん。それと、ヨシュアお兄
L067
ティータこれでいいかなぁ
L068
エステルうん、バッチリ!
L069
ヨシュアあらためて、よろしくね。
L070
うー、遅いよ〜。エステルちゃんたちってばぁ
L071
はう〜、フルーツ牛乳飲み過ぎてお腹タブタブになっちゃった……
L072
風呂から上がったエステルたちはむくれたドロシーをなだめつつ、宿自慢の東方科理に舌鼓を打った。
L073
食後は4人でカードゲームに興し、しばらくしてから再び温泉に……
L074
そうして、温泉地の夜はゆったりと更けていくのだった。
L075
もしかしたら温泉のおかげかもしれないね。
L076
日経ってもお肌ツルツルだしね〜
L077
(えへへ、またみんなで来れたらいいなあ……
L078
昨日この辺でワンちゃんたちと遊んだんだよね〜。
L079
へえ、そーなんですか。いいなあ、楽しそうで。
L080
おお、ちょうど良かったぜ。
L081
よう、お嬢さんがた。ちょいと聞きたいんだが……
L082
おっきな人……
L083
はわわ、く、熊さん!?
L084
熊って……。まあいいか。
L085
エルモっていう塩泉地がどこにあるのか知らないか?
L086
ここから南に向かって道裕いに行けばありますよ。
L087
おお、そうか。不案内だったから助かったぜ
L088
あれ、お前さんたち……
L089
東方風の男性
L090
ふーむ、なるほどな。
L091
コイツはひょっとしたら……
L092
僕たちがどうかしましたか?
L093
それじゃあ、またな。
L094
あの人も、温泉に入りに共和国から来たのかな〜?
L095
湯治っていうのかもしれないです。外国の方も多いって聞いてますし、
L096
あの温泉なら、はるはる外国から来る価値もあるだろうしね。
L097
あれ……!?
L098
どうしたの?エステルお姉ちゃん。
L099
気のせいかもしれないけど、なんか騒がしいような気が……
L100
ヨシュア……気のせいじゃない。遠くからざわめきが聞こえる。
L101
中央工房の方からだ。
L102
ほええ、どういうこと〜?
L103
わからないけど……行ってみた方が良さそうね。
L104
ああっ!
L105
そして、この
L106
はあはあ……し、死ぬかと思った
L107
>>一77シンノエルスS無事で何よりだ。
L108
よし、これで全部か
L109
は、はい、常勤の方は……
L110
工房長さん!
L111
おお、君たちは……エルモから戻ってきたのか!
L112
いったい何の騒ぎなの!?
L113
どうやら建物内部で何かのガスが発生したらしい
L114
地下から5階まで埋まみれた!
L115
まさか、火事ですか?
L116
消火装置が作動してないから、その心配はなさそ
L117
だが、なぜ煙が出ているのかまったく見当がつかなくてね……
L118
あ、あの、工房長さん。おしいちゃんはどこですか?
L119
おや、そのあたりに……
L120
ヘイゼル君。確認したんじゃないの
L121
それが……。
L122
職員は全員確認しましたが、ラッセル博士の退去はまだ……
L123
なんにっくまだ中に残っているのか!?
L124
僕たちが様子を見てきます。
L125
9まない。よろしくお願いする。
L126
わ、わたしも行く……!
L127
ティータ若!
L128
中央工房のことなら色々と知っているから……
L129
わかった、一緒に来て。
L130
あの〜。わたしも付いていっちゃ……
L131
済みません。遠慮してくださ
L132
あう、即答……
L133
でも仕方ないかぁ。くれぐれも気をつけてね?
L134
博士がいるとしたらたぶん3階の工作室だろう。
L135
まずはそちらを確認してくれ。
L136
うん、3解!
L137
それじゃあ行ってきます。
L138
これは確かに煙っぽいわね。
L139
あれ、でも、あんまり息苦しくないような。
L140
このモヤは……多分、慣乱用の煙幕だと思う。
L141
フロアのどこかに発煙筒が落ちているはず
L142
どうしてそんなものが……
L143
それは分からないけど……
L144
発煙筒を止めさえすれば、モヤはすぐに消えると思う。
L145
わかった。見つけしだい止めるとして……
L146
ラッセル博士はやっぱり3階の工作室にいるのかな?
L147
たぶんそうだと思うけど……
L148
おしいちゃん、研究に熱中すると周りが見えなくなっちゃうから……
L149
とにかく3階に行ってみよう。
L150
おしいちゃん、大変だよ!
L151
誰もいない……
L152
ていうか、どうして機械だけが動いてるわけ?
L153
と、とりあえず機械を止めなくっちゃ……
L154
おじいちゃん……どこいっちゃったのかな?
L155
博士もそうだけど……(黒の導力器)も見当たらない。
L156
フン、ここにいやがったか。
L157
ア、アガット!?
L158
どうしてこんな所に……
L159
そいつはこっちの台詞だぜ。
L160
騒ぎを聞いて来てみりゃあまたお前らに先を越されるとはな。
L161
こんの〜……あいかわらずハラ立つわねぇ!
L162
めい……お姉ちゃんたちの知り合い?
L163
アガットさんって言ってね。ギルドの先輩遊撃士なん
L164
おい、ちょっと待て……
L165
ちょっと!なに女の子を脅かしてんの!?
L166
言いたいことは山ほどあるが後回しにしといてやる。
L167
それで、一体どうなってるんだ?
L168
ああ、ああーー
L169
時間が惜しい……とっととその博士を捜し出すぞ!
L170
3解です。
L171
……いおじいちゃん……
L172
あれ、どうして扉が……
L173
今の声は……!
L174
エレベーターの方だ!
L175
てめえらは……!
L176
お、おしいちゃん!?
L177
アガット・クロスナー!?
L178
間に合わなかったか!
L179
もう一歩だったのに……
L180
そんな……。
L181
どうしておしいちゃんを……
L182
とにかく非常階段で下に降りましょう。
L183
このまま中央工房から脱出するつもりみたいで
L184
急ぐぞ、ガキども!
L185
言われなくても!
L186
あ、エステルちゃんたち!
L187
おお、無事だったかね。
L188
軍の人間が出てきたから何があったのかと思ったよ。
L189
軍の人間だと……!?
L190
ちょ、ちょっと待って!黒ずくめの連中じゃないの?
L191
なんだね、それは?
L192
エアーレッテンの関所から駆けつけてくれたそうしゃないか。
L193
カッコ良かったから思わず写真に撮っちゃったぁ。
L194
親衛隊って……。あの!?
L195
あのっ!
L196
その人たち、おじいちゃんを選んでいませんでしたかっ!?
L197
ラッセル博士を!?
L198
いや……!大きな荷物は選んでいたが……
L199
間違いない、あいつらだわ
L200
エレベーターの中で軍服に着替えやがったのか……
L201
舐めたマネしやがって!
L202
ちょ、ちょっと待った!それはいったいどういう……
L203
ヨシュア詳細は後ほど
L204
その軍人たちはどちらに去っていきましたか?
L205
ーーー用があるとかで町の方に下りていったが……
L206
追いかけるぞ!
L207
絶対、逃がすもんですか!
L208
エステルたちは手分けしてツァイスの市街区を探し回ったが……
L209
とうとう博士を掠った男たちを発見することはできなかった
L210
詳細は分かりました。
L211
それにしても"……大変なことが起こりましたわね。
L212
これはれっきとしたテロ事件と言えるでしょう。
L213
発煙筒による撹乱と王国施一の頭脳誘拐……
L214
さらに最新技術の塊である演算オーブメントの強奪
L215
許されさるべき所業ですわ。
L216
それで、王国軍の方はどういう方針で動くんだ?
L217
すでにエアーレッデン、ウォルフ砦、ソルダート軍用路、セントハイム円に検問を敷いていま
L218
賊がツァイス地方から逃げることは不可能でしょう。
L219
ずいぶん手際がいいわねぇ。
L220
有事に迅速に対応するのが我々、情報部の役目ですから。
L221
ひとつ伺いたいんですが……
L222
例の男たちが新衛隊に変装していたことをどう思われますか?
L223
わたしのことですか〜?
L224
ーー逃走する賊どもの姿をカメラに収めたそうですね?
L225
……ーーーッ!!!その時の感光クオーツを我々に預けていたたきたいのです。
L226
でもでも、せっかくのスクープなんですけど〜……
L227
身内をかばうわけではありませんが、王室親衛隊は王国軍の誇りです。
L228
彼らの、ひいては女王陛下の名誉を守るためにも、詳しいことが判るまで報道はどうか控えていただきた
L229
非公式ではありますがこれは王国軍全体の意向ですわ。
L230
仕方ありませんねぇ。
L231
詳しいことが判ったらちゃんと返してくださいよぉ〜っ
L232
ドロシーはカノーネ大尉に写真用の感光クオーツを渡し
L233
ご協力、感謝します。
L234
それと申しわけないのですが、遊撃士の方々にはこれ以上の調査は控えて……
L235
そいつはできねえな。
L236
軍のメンツもあるんだろうがここで引くわけにはいかねぇよ。
L237
仕方ありませんわね。引き続き調査を行ってください。
L238
ただし何か判ったら必ずレイストン要塞の情報部に報告してくれるようお願いします
L239
あんたらも何かわかったら、ツァイス支部に連絡してくれ。
L240
それでは私たちはこれで……
L241
なんだか緊張しちゃった。
L242
リシャール大佐の調官をやってる女の人よね
L243
どうも異人は肌に合わねえな。
L244
まあいい、とりあえず犯人どもはツァイス地方のどこかに潜伏しているみたいだ。
L245
ギルドで報告したらすぐに町の外の捜索を始め
L246
つん……っく。
L247
なによ、今度はあたしたちに付いてくんなとか言わないわ
L248
のめ。お前らもそこそこ使えそうだ
L249
俺の助手でよければ使ってやる。
L250
相変わらず偉そうね
L251
よろしくお願いします。
L252
ああ、気を抜くんしゃねえぞ。
L253
それしゃあ俺たちは行くぜ。
L254
ああ……よろしく頼む。
L255
どうかこの通りだ……博士を救い出してほしい
L256
18回シーそった〜。感光クオーツを買っとかな
L257
あ、そうだ〜。感光クオーツを買っとかなきゃ。
L258
わたし、ここで失礼するねぇ。
L259
ノル。ドロシーもご苦労だったわね。
L260
わたしは何にもやってないよ〜
L261
わたしも、編集部に問い合わせてなにか情報はないか調べてみるねぇ。
L262
ティーちゃん、元気だしてね?
L263
ありがとう……ドロシーさん.
L264
心配いらないよ〜。エステルちゃんたちが必ず、おじいちゃんを助けてくれるから。
L265
それじゃあ、またね〜。
L266
そんな顔しないで。博士は絶対に無事だから。
L267
ああ、王国一の天才学者が傷付けられたりするはずがないさ。
L268
お姉ちゃん、お兄ちゃ〜……
L269
しかめっ面してんの?
L270
……なんでもねえ
L271
時間が惜しい。とっととギルドに行くぞ。
L272
いい所に戻ってきたわね。
L273
あれっ……?
L274
一ヨシュアさん。
L275
一お久しぶりです、お元気でしたか?
L276
アルバ教授じゃない。ツァイスに来てたん
L277
護衛を頼みに来たの?
L278
それどころしゃない。犯人たちの行方が判った
L279
この人はその目撃者。
L280
うーん、やっぱりただ事じゃなかったんですね。
L281
いやはや、通報に来てよかった。
L282
実は私、ついさっきまで塔の調査をしてたんですよ
L283
塔っていうと……例の〈四輪の塔》の1つね。
L284
平原道の北にある«紅蓮の塔》たな……
L285
ええ、そしたら軍人が数名、中に入ってくるじゃないですか。
L286
最初は王国軍の調査でもあるのかと思ったんですが……
L287
陰から様子をうかがっていると誘拐だの、逃走ルートだの、不穏な言葉が出てきましてねぇ。
L288
気になってしまったので、こちらに通報に来たわけなんです。
L289
その軍人たち……どんな軍服を着ていましたか?
L290
ええと、蒼と白を基調にした。華麗な軍服を着ていましたが……
L291
わかりました!
L292
お姉ちゃんたち、お願い……
L293
わたしも連れていって……!!
L294
それは……。
L295
こら、チビスケ。
L296
ふえっ……い!!
L297
常識で考えろや、帯識で、
L298
で、でもでも……!
L299
おじいちゃんが掠われたのに、わたし……いかたし……!!
L300
時間がねえからハッキリ言っておくぞ……
L301
足手まといだ、付いてくんな。
L302
シロウトの、しかもガキの面倒見てる余裕なんさぬえんだよ。
L303
それは……。
L304
ねえヨシュア、何か言ってよ
L305
残念だけど……。僕も反対だ。
L306
そんな危険な場所にティータを連れていくわけにはいかないよ。
L307
ヨシュアお兄ちゃん……
L308
……ごめん、ティータ。やっぱ連れていけないみたい……
L309
エステルお姉ちゃん……
L310
……俺った、エステル。
L311
今はそっとしておこう。
L312
一刻も早く博士を助けて彼女を安心させてあげるんだ。
L313
余計な時間を取らせやがって、
L314
軍への連絡は任せたぞ
L315
そちらも武運を。
L316
どうやら大変なことが起こっているようですね……
L317
くれぐれもお気を付けて。
L318
綺麗の塔》は平原の批束でしたね。急ぎましょう。
L319
タかねせゃ
L320
とうとう追い詰めたぜ
L321
遊撃士ども!?
L322
なんという連中だ。ここまで鼻が効くとは・
L323
変装して町から脱出するなんて芸の細かいことするしゃない。
L324
でも、ツメが甘かったみたいね。
L325
質シュア誰も来ない心跡だと思って油断したのが選の尽きですね。
L326
君はブロノ素直にラッセル博士を解放してもらいましょうか。
L327
拡張スレメンター-
L328
はまあまり易く
L329
はぁ、あのね!
L330
遊撃士協会規約に基づき、てめえらを逮捕・拘束する
L331
あのスカした仮面野郎が見当たらないのは残念だが……
L332
まあ、てめえらで我慢してやるよ。
L333
ふ、ふさけるな
L334
邪魔者は排除するのみ!
L335
人質がいるのを忘れたか?
L336
あんたたち!往生際が悪すぎるわよ!?
L337
ミシュアあなた達の目的はラッセル博士の頭脳でしょう。
L338
ミシュア危害を加えてもいいんですか?
L339
うるさい!
L340
本当に傷付けられないか試してやってもいいのだ
L341
……なにがおかしい?
L342
それに……そろそろ時間だ。
L343
やっぱり、飛行艇!
L344
大がかりな組織だったのか!?
L345
フフ……形勢逆転だな。
L346
ここで皆殺しにしてもいいが……避撃士協会を敵に回すつもりはない
L347
言わせておけば……
L348
(___……__)_ここは彼らの言う通り
L349
〈従うフリをしてスキを伺え〟
L350
〈読さんを選び込むうとする瞬間……そのタイミングで一気に突入する。
L351
(りょ、了解……!)
L352
……どうやら諦めたようだな。
L353
野明な判断というものだ。
L354
では、失礼させてもらうぞ
L355
あの飛行艇のことをギルドに報告しなくちゃ……
L356
……なんじぃ……どうしておしいちゃんが……
L357
ひどいよ……いどうしてぇ……
L358
ちょ、ちょっと!?
L359
お前が邪魔したおかげで命さんを助けるタイミングを逃した。
L360
この責任……。どう取るつもりだ?
L361
あ……いわたし……
L362
そんなつもりしゃい……
L363
おまけに下手な脅しかまして命を危険にさら
L364
俺はな、お前みたいに力も無いくせに出しゃばるガキがこの世で一番ムカつくんだよ。
L365
……ごめ……ん……なさ……!
L366
ちょっと!どうしてそんな聞いこと言うの!?
L367
ただでさえ、おしいちゃんが掠われたばかりだっていうのに、
L368
……うぐ……mひっく……:?
L369
お前、このままでいいのか?
L370
腑抜けてないでシャキっとしろ。
L371
泣いてもいい、喚いておいいからまずは自分の足で立ち上がれ、
L372
てめえの面倒も見られねえヤツが人助けなんさぐきるわけねぇだろ?
L373
子供らしく、ベッドで毛布かぶってメソメソ泣いていやがれ。
L374
……フン、俺としてはその方がよっぽど助かるけどな
L375
大丈夫だよ……。お姉ちゃん.
L376
……ひとりで立てるから……c.
L377
本当に……ごめんなさい……
L378
謝ることなんてないわよ。
L379
ティータが無事でよかった。
L380
あ、あの……。アガットさん.
L381
ありがとーございます。危ないところを助けてくれて……
L382
励ましたわけしゃねえ!
L383
メソメソしてるかキに話を入れてやっただけだ!
L384
ふふ……そーてすね。
L385
だ〜から、泣いてたくせになんでそこで笑うんだよ!?
L386
調子の狂うかキたな……
L387
あんたねぇ、お礼くらい素直に受け取りなさいよ。
L388
ホント、ひねくれてるんだから。
L389
あ、な〜るほど。
L390
可愛いとこ、あるじゃな
L391
そこ、うるせえぞ
L392
ま、あいい……とりあえず速攻でギルドに戻るぞ。
L393
気は進まねえが……軍と協力する必要もあるだろう。
L394
うん……んそうね。
L395
急いだ方がよさそうですね。
L396
いや……何でもない。
L397
ちょっと眩辱がしただけだ。
L398
わたしをかぱった時に……
L399
そ、そういえば……!!
L400
ひょっとし(……;・撃たれていたんですか?
L401
カスリ傷だ。大したことはねえ。
L402
あのなぁ、このくらいの傷なんさ日常茶飯事なんだ
L403
うだうだ言ってないでとっととツァイスに戻るぞ。
L404
エルモの帰りに会った……
L405
しかし、また微道で会うとはなかなか縁があるしゃない
L406
あは、そうかもね。
L407
そういえば、おじさんもエルモで温泉に入ってたわけ?
L408
おっと、そっちのアンちゃんはどうやら初対面のようだな。
L409
顔色が悪そうだが、大丈夫かい
L410
うわ……なにその顔色!?
L411
ア、アガットさん……!?
L412
……いちょっと待って!
L413
あの時の弾に何かを仕込まれてい
L414
何かって……。まさか毒!?
L415
ふむ、間違いなさそうだな。
L416
瞳孔が拡大してるということは、植物性の神経毒かもしれんぞ。
L417
その可能性が高いと思います。
L418
そんな……!
L419
とにかく急いで治療できる場所に選ばなきゃ!
L420
ティータ、このあたりで治療できる場所ってある!?
L421
ちゅ、中央工房……!!
L422
4階に医務室があるのっ!
L423
だったらそこに案内してくれ。
L424
俺がその若いのを選ぼう。
L425
え……いいの!?
L426
どうやら同業者のようだしな。
L427
もしかして、あなたも?
L428
自己紹介がまただったな。
L429
ジン・ヴァセック――共和国のギルドに所属している
L430
よろしくな。リペールの遊撃士さんたち。
L431
ーー……ーーーッここまでは、ここまで
L432
アガットが毒に倒れた事情と詳しい症状について説明した。
L433
おお、お前さんたちか。
L434
あ、ジンさん!まだ居てくれたんだ。
L435
さっきはアガットを選んでくれてありがとね。
L436
お世話になりました。
L437
はは、気にするな。これも同業者のよしみだぜ、
L438
それが……
L439
アガットの容態と「セムリア苔」について説明した。
L440
思った以上に危険な状態だな
L441
確かに『ゼムリア苔』なら以前、教会の依頼で採取が行われたわ。
L442
ちょっと待って。
L443
……のった。
L444
カルデア領乳桐の北西区画、洞窟湖のほとりで採取したそうよ。
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鍾乳洞の北西……何度湖ね。
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手帳にメモしておこう。
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ただ、錘乳洞の廃獣はかなり手強いと聞いているわ。
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前に探取した時はベテランの遊撃士4人でチームを組んで探索したから。
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べ、ペテラン4人!?
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確かに大変そうですね。
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にっにら……
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というわけでこの男を連れていきなさい。
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付き合うつもりではないの?
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いや、それはそうだが……
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ああもう、お前ときたら相変わらずな性格しやがって!
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そんなに誉めないで。
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誉めとらん、誉めどらん!!
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ああ……:これも何かの縁だ
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明日には王都に向かうからそれまでしか付き合えんがな。
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それで充分!すっごく助かっち
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・ティータあの……お姉ちゃん、お兄ちゃ
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わたしも……行っちゃダメ?
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でも……でもね。
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アガットさん、わたしをかばってあんな事になっちゃったのに……
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何にもしてあげられないなんてわたし……いやたよう、
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^^
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一緒に連れていってあげよう?
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ティータ。
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うん、約束する……!!
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そういう訳なんですけど、ジンさんも構いませんか?
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のめ。俺はいっこうに構わんぞ。
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よろしくな、お嬢ちゃん。
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あ……いはいっ
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よし、そうと決まればさっそく鍵乳洞に行きましょ!
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まずは、中央工房の地下からカルデア機道に降りなくちゃね。
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なかなかの景観じゃないか。
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ノルノル洞窟の中とは思えないわ。
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ここが洞窟湖みたいだね。
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このあたりのどこかに『セムリア杏』が生えているはずだよ
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あ、それって……!!
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その光っているのが『ゼムリア苔』ってやつ
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うーん、こんなにキレイな音だとは思わなかったな。
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さっそく採取して急いでツァイスに戻ろう。
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よし、任務完了
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それじゃあ、町に戻って教区長さんに届けようか。
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な、なにアレ……。!?
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フフン、どうやらこの洞窟湖のヌシらしいな。
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び、びっくりしたぁ〜!!
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可愛かったけど恐かったぁ〜……
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何とか撃退できたみたいだね。
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でも、モタモタしていたら、また襲ってくるかもしれない。
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たしか、さっき採集した声を町の教会に持っていけばいいんだな
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うん、急ぎましょ
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