第1章 (part 3)
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VOCAB (29) CHARACTERS (2) PLACES (0)
L001
まさか本当に釈放されちゃうなんて……
L002
まったく大した悪選だこと。
L003
はっはッはっ。そんなに誉めないでくれたまえ。
L004
しかし、タダであのワインを飲んだとあっては心が咎めるな。
L005
一契約通り、レストランでピアノを弾かせていただこうか?
L006
それは遠慮しておきますわ。
L007
さすがに、あの騒ぎの後だと色々と気まずいでしょうから
L008
コイツだったら全然気にしないと思うけど……
L009
〈確かに図太そうだしね……〉
L010
まあ、今回のことはお互い不幸な事件と割り切りましょう。
L011
なので、それではホクの気が済まない。
L012
ふむ、そうだな……
L013
ちょうど、エステル君たちが何かの調査をしているよ
L014
ワインの札に、彼らの手伝いをするというのはどうだろうか?
L015
あら、それは面白いですわね。
L016
お願いしてもいいでしょうか?
L017
フッ、お任せあれ。
L018
オリビエそう言うわけだ。キミたち、よろしく頼むよ。
L019
エステルちょっと待って……どーしてそうなるのよっ!?
L020
素人に付いてこられても正直言って迷惑なんだけど……
L021
足手まといにならない自信は?
L022
銃と魔法にはいささか自信がある。
L023
無論、ボクの天才的な演奏と一緒にされても困ってしまうが。
L024
そーいうセリフが激しく不安を誘うんですけど、
L025
悪くないかもしれないね。
L026
軍が当てにならない以上僕たちも人手不足な気がするし。
L027
まあいいわ。協力してもらうとします。
L028
ただし、足手まといになると判断したら外れてもらうけど……
L029
それでもいいかしら?
L030
フッ、構わないよ。
L031
決して失望させたりしないからどうか安心してくれたまえ。
L032
エステルうーん、失望するもなにも最初からそんなに期待してない
L033
メイベル市長それはそうと皆さんに報告する事があるので、
L034
エステル報告すること?
L035
そう言えば、ここに来るまでに街が騒がしかった気がするわね。
L036
何かあったの?
L037
実は昨晩、ボースの南街区で大規模な強盗事件があったのです。
L038
武器屋、オーブメント工房を始め何軒かの民家が被害に遭いました。
L039
エステル
L040
ヨシュアやっぱり……例の空賊たちの仕業で
L041
今のところは不明ですが、その可能性は高そうですわね。
L042
現在、王国軍の部隊が調査を行っている最中ですね。
L043
なるほど、あたしたちもすぐに調査した方が良さそうね。
L044
ええ、お願い致します。
L045
ここまでの調査のお礼はギルドにお支払いしておきますわ。
L046
当座の調査費用としてどうぞお役に立ててくださいな。
L047
また軍の連中に邪魔されそうな気がするけど……
L048
そうなったらその時だよね
L049
邪魔されるのはともかく……
L050
こちらが情報を掴んだとしても軍には伝えない方がいいと思う
L051
本当にスパイがいるとしたら、空嫌たちに筒抜けになるからね。
L052
不本意だけど仕方ないわね
L053
とにかく慎重に行動しましょう。
L054
フッ、それでは諸君。さっそく南部区に行くとしようか。
L055
だ〜か〜ら!どうしてあんたが仕切んのよっ
L056
……ーーーおい、お前たち!
L057
ん、どうしたの?
L058
忠告しようと思ってな。
L059
いくら市長の代理とはいえ、お前たちは、あくまで民間人だ
L060
我々が調査している最中にウロウロしないでもらおうか。
L061
あ、あんですって〜!?
L062
忠告というよりも、密告ですね。
L063
分をわきまえろと言っている
L064
そんなに調べたいのだったら、我々が引き上げた後にするんだな。
L065
あまりワガママが過ぎるとまた牢獄に招待させてもらうぞ?
L066
気にしないの、エステル。どうせ何もできやしないわ。
L067
虎の威を借る狐とはよくぞ言ったものだね……
L068
な、なにぃ!?
L069
……何をやっているのかね。
L070
これは大佐どの!?
L071
栄えある王国軍の軍人が善良な一般市民を脅すとは……
L072
まったく、恥を知りたまえ。
L073
ギルドの遊撃士どもです!
L074
ほう、そうだったのか……
L075
対立を煽ってどうするのだ?
L076
しかし自分は料理閣下の意を汲みまして……
L077
やれやれ……モルガン将軍にも困ったものだ。
L078
ここは私が引き受けよう。君は部下を連れて撤収したまえ。
L079
しかし……
L080
早朝から始めているのだ。もう充分に調査しただろう。
L081
将軍閣下には後で私の方から執り成しておく。
L082
ーーーそれでも文句があるのかな?
L083
りょ、了解しました……
L084
撤収!ハーケン門に戻るぞ!
L085
本人はの将校
L086
点収の機械
L087
遊撃士協会の諸君。軍の人間が失礼をしたね。
L088
謝罪をさせてもらう
L089
これは、どうもご丁寧に。
L090
こちらも挑発的だったし、お互い様としておきましょ
L091
そう言ってくれると助かるよ。
L092
……ん先程も言ったように軍とギルドは協力関係にある。
L093
互いに欠けている部分を楠い合うべき存在だと思うのだ。
L094
今回の、一連の事件に関しても君たちの働きには期待している。
L095
失望させないようせいぜい頑張らせてもらうわ
L096
なんか……すごくマトモそうな人ね。)
L097
(うん……誰なんだろう?)
L098
そろそろ定刻ですが。
L099
おお、そうか。
L100
一一一応アルメントリスー-それでは諸君……これで失礼させてもらう
L101
ん……そういえばまだ名乗っていなかったな。
L102
リシャールという。
L103
何かあったら連絡してくれたまえ。
L104
昨晩起こった強盗事件について、クワノ老人に一通り説明した。
L105
ここがヴァレリア湖の北岸か……
L106
なかなか羽田気がいい場所ね。
L107
そうたね、宿も立派そうだし
L108
前に仕事で泊まった事あるわ。
L109
酒は美味しいし、部屋も良い、文句のつけられない宿だったわね
L110
うーん、遊びに来たんだったら言うことなしだったんだけど……
L111
昼はボートに揺られうたた寝し夜は酒と料理に舌鼓を打つ……
L112
これぞパカンスというやつだね。
L113
ハッハッハッ。ちょっとしたジョークさ。
L114
バカンスはいつでも楽しめるが空賊退治は今しか楽しめない……
L115
このオリビエ、優先順位はちゃんと弁えているつもりだよ
L116
楽しむ、楽しまないの問題しゃないと思うんだけど……
L117
ふふ、まあいいわ。本気でやってくれさえすれ
L118
早速、ご老人が言ってた釣り好きの滞在客を探すわよ。
L119
おとといの夜、怪しい人達を目撃したっていうお客さんですね。
L120
ロレントに現れた空域団の妹、ジョゼットについて説明した
L121
って、
L122
ヨシュア
L123
いい
L124
エステル
L125
エスケル
L126
山ノSフフル
L127
ヘノルーンは
L128
こんなところで何をたそがれておるのかね?
L129
たそがれてなんかいないけどね。
L130
うん、もう充分。久しぶりに堪能しちゃったわ。
L131
読書するとか言って置きっぱなしにしちゃってさ
L132
勿体ないオバケが出るわよ
L133
……のの……"ちょうど読み終わったばかりでさ
L134
なに!
L135
分かるんだってば、そーいうの。
L136
大体ね、フェアしゃないわよ。
L137
ヨシュアだって、あたしが落ち込んだ時には慰めるクセに。
L138
あたしじゃ父さんみたいに頼りにはならないと思うけど……
L139
それでも、こうやって一緒にいてあげられるんだから。
L140
……いいいじゃ、明るんじゃないか
L141
こういう時にはありがとう、でしょ?
L142
ヨシュアって頭はいいけど肝心なことが分かってないんだから
L143
はは、本当にそうだな。
L144
ありがとう……。エステル。
L145
うむうむ、苦しゅうない。
L146
あ……そつに
L147
おおせのままに……
L148
『星の在り処』でいいかな?
L149
えへへ、なんでかな。
L150
ハーモニカの音って夕焼けの中で聞くとなんだか泣けてくるよね。
L151
相変わらず……何も聞かないんだ
L152
あはい……約束したしゃない。
L153
話してくれる気になるまであたしからは聞かないってね。
L154
それに5年も経つんだもん。なんか、どーでも良くなったし。
L155
そう……。5年もだよ。
L156
どうして何も聞かずに一緒に暮らせたりするんだい?
L157
あの日、父さんに担ぎ込まれたボロボロで傷たらけの子供を……
L158
……どうして君たちは受け入れてくれるんだい……?
L159
そんなの当たり前じゃない。
L160
だってヨシュアは家族だし。
L161
前にも言ったけどヨシュアのことってかなーり色々と知ってるのよ
L162
本が好きで、武器オタクでやたらと要領がよく
L163
人当たりはいいけど他人行儀で人を寄せつけないところがあって……
L164
でも、面倒見は良くて実はかなりの寂しがり屋
L165
もちろん、過去も含めて全部知ってるわけじゃないけど……
L166
それを言うなら、父さんの過去だってあたし、あんまり良く知らないのよね。
L167
だからと言って、あたしと父さんが家族であることに変わりはないじゃない?
L168
多分それは、父さんの性格とかクセとか、料理の好みとか……
L169
そういった肌で感じられる部分をあたしがよく知ってるからだと思う。
L170
ヨシュアだって、それと同じよ。
L171
本当に……君には敵わないな。
L172
初めて会った時……飛び蹴りをくらった時からね。
L173
そんな事したっけ?
L174
ケガ人に向かって思いっきりね。
L175
あ、あはは……幼い頃のアヤマチってことで
L176
はいはい。
L177
……いねえ、エステル。
L178
ヨシュア?
L179
今回の事件、絶対に解決しよ
L180
父さんが締まってるかどうかまたハッキリしてないけど……
L181
それでも、僕たちの手で、絶対に。
L182
そろそろ宿に戻ろうか?
L183
食事の用意もできてる頃だろうし。
L184
うん、お腹ペコ
L185
しっかりゴハンを食べて真夜中に備えなくちゃね。
L186
君たち・助けてくれたまえ……
L187
さすがに……もう限界だ:::
L188
確かに、シェラさんに付き合って意識が残っているのは珍しいかもね。
L189
んんんっ……いいところに来たしゃな〜い
L190
おね〜さんと一緒に飲みましょ
L191
といってしょ、いいでしょ。ね〜ん?
L192
あたしたちはこれからゴハン食べるからダメだってば。
L193
飲んでくれないと暴れてやる〜っ
L194
駄々っ子モードに入った……
L195
シェラさん、オリビエさんがまだ大丈夫みたいな感じですよ。
L196
付き合ってもらったらどうですか?
L197
な〜んだ、まだイケルわね
L198
さすがに可哀想しゃない?
L199
そうかな?
L200
でも意地悪なキミも……小悪魔的で……ステキだ……
L201
……っ、ぃぃぃ……ぃぃっ
L202
確かに心配なさそうね。
L203
邪魔するのもなんだしね。
L204
うん、そうね。
L205
シェラ君……。お願いだからそれ以上は注がないで……
L206
……い、あああぁぁぁっ!!!
L207
外はちょっとだけ冷えるわね〜。
L208
あらそう?あたしはボカボカしてるけど。
L209
シェラさんはお酒で温まってるだけなんじゃ……
L210
少し早い時間に着いたか。
L211
そうだわ
L212
あーあ、昼間だったらここで食事とか出来るのにサ。
L213
ほれ、さっさと行くぞ。
L214
あ、待ってよ、キール兄。
L215
さすがにまだ来てないか。
L216
しかし、あの連中、いつも時間通りに来るよな。
L217
ボク、あいつらキラーイ。
L218
確かに……得体のしれん連中ではあるな。
L219
(ここなら大丈夫そうね……
L220
うん、会話もパッチリ聞こえる……
L221
ねえ、キール兄
L222
ドルン兄、最近おかしくない?
L223
だいたい変だよ。定期船を乗っ取ったのだって、
L224
確かに実入りは良かったけど、軍が本悪入れて介入してきたし……
L225
遊撃士なんていう生意気な連中まで絡んでくるし……
L226
それに人質を取って身代金まで要求するなんて……
L227
さすがに、やりすぎたと思う。
L228
心底、悪党には成りきれねぇか。
L229
誉めてるんだよ、これでも。
L230
辛いんだったらお前だけでも故郷に戻っていいんだぜ?
L231
高里みさえしなけりゃあそこは暮らしやすい場所だ。
L232
この国よりは、ちと寒いけどな
L233
いくら兄ぃでも怒るぞ!?
L234
だいたいボクがいなかったら食事も洗濯もままならないクセに
L235
ボクがロレントに行ってた時の惨状を繰り返すつもりかよっ
L236
でも、ちったあ考えておけ。これ以上引き返せなくなる前にな。
L237
それはそれとして。
L238
確かにドルン兄貴の様子がちょいと変というのは同感だ。
L239
身代金の額を釣り上げるために、時間を稼ぐってのも限度がある。
L240
その見極めがつかないほど、兄貴はバカしゃないと思うが……
L241
やっぱりさ……アイツが来てからしゃないの
L242
そうとしか考えられないよ……
L243
何か吹き込まれたのかもしれねぇ。
L244
ヤツ?)
L245
(ふむ、誰のことかしらね。
L246
(どうしたの?)
L247
く……来たみたいだよ。
L248
よう、おいでなすったな。
L249
相変わらず時間通りじゃねえか?
L250
少しは遅れてくるなり早く来たりすればいいのにさ。
L251
まったく可愛気がない連中だよね。
L252
時間厳守が我々の習いでね。
L253
気に障ったのなら謝罪しよう。
L254
単なるイヤミだよっ!!
L255
ホント可愛気がないんだから……
L256
話が進まねぇだろ。
L257
とりあえず……さっそくビジネスの話と行く
L258
その後の進展はあったのかい?
L259
ああ、ついに座下が動かれた
L260
ご自分の資産から身代金を拠出するおつもりだ。
L261
ミアニール・そうか……女王さんの財布からかよ……
L262
いよいよ大詰めってわけだな。
L263
王国軍の方はどうなの?
L264
ボクたちのアジトの場所に気づいたような気配はある?
L265
まだのようだな。しかし時間の問題だろ
L266
遊撃士協会のメンバーが動いているという情報もある。
L267
いずれにせよ、成功の暁にはアジトを捨てることになるぞ?
L268
兄貴だって未練はないはずさ。
L269
(また捜しげなのが現れたわね。)
L270
それより良い考えがあるわよ。)
L271
(良い考え?)
L272
(あの兄妹が現れたってことは近くに空城雄が停泊してるハズ。
L273
また逃げられたらかなりないし先にそちらを押さえるのはどう?
L274
《なるほど……:まずは足を奪うってことね。)
L275
(あたしは貧威だけど、ヨシュアは?)
L276
(ヨシュア……?)
L277
ああ……!
L278
〈空城艇を先に押さえる案か。僕もその方がいいと思う。
L279
(……どうしたの?
L280
(なんか、顔が強張ってない?)
L281
(いや……。)
L282
(うん、きっと気のせいさ。)
L283
(あまり時間はないわ……)
L284
〈彼らの話が終わるまでに街道に出て空賊艇を探すわよ。)
L285
なるほど〈解頭の塔〉の前か。
L286
確かに街道から外れてるから停泊場所としてはうってつけね。
L287
それでシェラさん……すぐに彼らを制圧しますか?
L288
このまま一気にケリを……
L289
それはどうかと思うけどね。
L290
やあ、待たせてしまったね
L291
驚いたわね……:
L292
あの酔いつぶれた状態からよくそこまで回復したもんだわ。
L293
任せてくれたまえ。
L294
胃の中のものをすべて戻して冷たい水を頭からかぶってきた。
L295
なんと言うか、執念ですね……
L296
ちょうど宿から出たところで殺道に出るキミたちを見かけてようやく追いついたという次第さ。
L297
ツメが甘かったわね……
L298
それは確実に死ねるんで勘弁してくれたまえ……
L299
それよりもキミたち
L300
ここで空城たちと戦うのは少々面白くないと思わないか
L301
別に面白くなくてもいいの!!
L302
いや、これは真面目な話。
L303
ここで戦って、ついでにあの兄妹を補らえたところで、
L304
彼らがアジトの場所について口を割らない可能性だってある。
L305
それどころか、人質をタテに釈放を要求してくるかもしれない。
L306
何事にもリスクは付きものだわ。
L307
リスクを回避できるいいアイデアでもあるのかしら?
L308
フゥフッフッ……諸君、耳を貸したまえ。
L309
いいけど……
L310
息を吹きかけたりしたら、マジでぶん殴るからね?
L311
兄貴、お嬢!
L312
話が長引いたんスか?
L313
王国軍の動向も含めてかなりの情報を仕入れてきた
L314
それじゃ、いよいよ……
L315
ひゃっほーっ!
L316
ーーー……ーーやったぜっ!
L317
まだ喜ぶのは早いっての。
L318
とりあえずアジトに戻ってドルン兄貴に報告するとしよう
L319
みんな、急いで撤収だよ!
L320
がってんだ!
L321
駆動率を40%に固定。そのまま巡航速度を維持せよ
L322
ただし、いつでも戦闘速度に切り換えられるようにしとけよ。
L323
やーれやれ。夜明け前には戻れそう
L324
めめ。
L325
とっとと眠りたいところだがドルン兄貴に報告しないとな。
L326
……い、あれじぃぃぃっ、
L327
なんか音がしなかったか?
L328
聞こえなかったけど。
L329
妙だな。たしか船倉の方から……
L330
ネズミでもいるのかな?
L331
ヒマを見て掃除でもするかね。
L332
ふわ〜、眠い、眼い。
L333
ここに来てから昼夜逆転の生活だからな。
L334
まあ、もう少しの辛抱でこんな生活ともオサラバを。
L335
ドルンのお頭に付いていけば間違いなしってもんだぜ。
L336
しかし最近のお頭……っとばかり変しゃねえか?
L337
おっかないっていうか気安く話せねえっていうか。
L338
兄貴やお嬢に聞かれたらぶっ飛ばされる
L339
でもよ……:・
L340
寝不足で疲れてるんだよ。
L341
とっとと片付けを終わらせてゆっくり休むとしようぜ。
L342
無事、潜入できたようだね。
L343
こんなに上手くいくとはね。
L344
メチャメチゃ焦ったわよ。
L345
隠れてる所を発見されたら、どうするつもりだったの?
L346
いや、発見されたとしてもその時は空燃機を制圧すればいい。
L347
オリビエさん……そこまで考えていたんですか
L348
敵地潜入というシチュエーションが単に面白そうだと思っただけさ〜
L349
まあ、いいじゃない。こうして無事潜入できたんだし。
L350
それと、大型船は侵入できない高低差の熱い入り組んだ地形……
L351
あまりグスグズはできないわ。
L352
空嫌たちを制圧しつつ監禁されている人質たちの安全を確保するわよ。
L353
もちろん……カンウス先生もね。
L354
3解です!
L355
男たちの話し声が聞こえる。
L356
のん……!
L357
なんだ、新入りか?
L358
そんなわけないでしょ!
L359
緊張感のない連中ねぇ。
L360
……。あの、まさか侵入者?
L361
遊撃士協会の者です。降伏した方が身のためですよ。
L362
じょ、冗談じゃねえ
L363
返り討ちにしてやらあ!
L364
人質はどこにいるの?
L365
正直に言わないとひどい目に遭わすわよ!
L366
勝手にしやがれ。
L367
誰が喋るもんかよ……
L368
どいてなさい。
L369
ふふ、手加減しているから簡単に気絶てきないでしょう
L370
素直に話してくれれば、ゆっくりと寝かせてあげるわ。
L371
ひ、ひいいいぃ……
L372
この下の階にいるっ!俺たちの仲間が守ってるんだ
L373
素直でよろしい
L374
キールとジョゼットっていう首領格の連中はどこにいるの?
L375
ふ、ふさけるなっ!
L376
ふーん、人質はともかく自分たちのボスは売れないか
L377
仕方ない、勘弁してあげるわ
L378
失礼ね。これでも手加減してるんだから。
L379
あら、試してみる?
L380
いや、またの機会に。
L381
人質が監禁されているのは、下の階みたいですね。
L382
それにしても"……ここって一体なんな
L383
あいつらが造ったにしては大きすぎるし、古めかしいけ
L384
大昔の城塞のような雰囲気ね。
L385
その頃の隠し砦を、アジトとして使っているんじゃないかしら
L386
こういうものが残っていても、それほど不思議ではないだろう。
L387
200年前にあったっていう古代ゼムリア文明の崩壊のことだよ。
L388
天変地異が原因と言われているんだ。
L389
ああ、前にアルバ教授が言ってた……
L390
しかし、発見されにくいとはいえアジトにするには少々悪趣味だわね
L391
魔獣までうろついているし……男所帯なんてこんなモノかしら?
L392
あの、シェラさん……